Users Guide
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DRAC 5 の使い始めに
Dell™RemoteAccessController5ファームウェアバージョン 1.40 ユーザーズガイド
DRAC5 を使うと、システムがダウンしていても Dell システムのリモート監視、トラブルシューティング、修復を行うことができます。DRAC5 には、コンソールリダイレクト、仮想メディア、仮想 KVM、ス
マートカード認証を始め、豊富な機能が揃っています。
管理ステーションは、システム管理者が DRAC カードを搭載した Dell システムをリモート管理できるシステムです。管理ステーションから監視されるシステムを管理下システムといいます。
DRAC カードを使用するには、次の手順を行います。
1. お使いの Dell システムに DRAC 5 カードを取り付けます — DRAC 5 が事前に取り付けられている場合とキットとして別途購入する必要がある場合があります。
管理下システムだけでなく、管理ステーションにもDRAC5 ソフトウェアをインストールする必要があります。管理下システムソフトウェアなしでは RACADM をローカルに使用できず、DRAC は
前回のクラッシュ画面を取り込めません。
2. DRAC5 のプロパティ、ネットワーク、ユーザーを設定します — DRAC5 の設定には、リモートアクセス設定ユーティリティ、ウェブベースインタフェース、または RACADM を使用できます
3.
Microsoft
®
Active Directory
®
を DRAC5 にアクセスできるように設定し、Active Directory ソフトウェア内で既存のユーザーに DRAC5 ユーザー権限を与えることができるようにしま
す。
4. スマートカード認証を設定します — スマートカードは貴社のセキュリティに新たなレベルを追加します。
5. コンソールリダイレクトや仮想メディアといったリモートアクセスポイントを設定します。
6. セキュリティ設定を行います。
7. ネットワーク上のシステムを管理するには、標準ベースの管理 Server Management-Command Line Protocol (SM-CLP)を使用します。
8. システム管理機能を効率化するための警告を設定します。
9. 標準ベースの IPMI ツールを使用してネットワーク上のシステムを管理するには、DRAC 5 Intelligent Platform Management Interface (IPMI)の設定を指定します。
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メモ: この手順はシステムによって異なります。ご使用システムでのこの手順については、デルサポートサイト support.dell.com で該当する『ハードウェア取扱説明書 』を参照してく
ださい。