Users Guide
VM-CLI 戻りコード
0 = エラーなし
1 = 接続できない
2 = VM-CLI コマンドラインエラー
3 = RAC ファームウェア接続の切断
エラーが発生した場合は、標準エラー出力に英語のみのテキストメッセージも表示されます。
VM-CLI を使ってオペレーティングシステムを展開する
仮想メディア・コマンドラインインタフェース (VM-CLI) ユーティリティは、コマンドラインインタフェースで管理ステーションからリモートシステムの DRAC 5 への仮想メディア機能を提供します。VM-CLI
とスクリプトの使用によって、オペレーティングシステムをネットワーク上の複数のリモートシステムに展開できます。
ここでは、VM-CLI ユーティリティを会社のネットワークに組み込む方法について説明します。
作業を開始する前に
VM-CLI ユーティリティを使う前に、対象となるリモートシステムと会社のネットワークが以下の項に記載する要件を満たしている ことを確認してください。
リモートシステム要件
l 各リモートシステムにDRAC 5 カードが装備されている
l 各リモートシステムの仮想デバイスは Bios 起動順序の最初のデバイスです。
Dell Custom Factory Integration (CFI)
Dell Custom Factory Integration (CFI) オプションを使用して Dell™システムを注文すると、デルは工場でシステムにDDNS 名と仮想メディア対応に設定されているシステム BIOS を含む
DRAC 5 カードを組み込んで出荷ですることができます。この設定を使うと、システムは会社のネットワークに接続次第、仮想メディアから 起動できます。
詳細については、デルウェブサイト www.dell.com を参照してください。
ネットワーク要件
以下を含むネットワーク共有フォルダが必要です。
l オペレーティングシステムファイル
l 必要なドライバ
l オペレーティングシステムの起動イメージファイル