Users Guide
対応リモートアクセス接続
表 1-4 は接続機能のリストです。
表 1-4 対応リモートアクセス接続
DRAC 5 の標準機能
DRAC は次の機能を提供しています。
l スマートカードログオンによる 2 要素認証。2 要素認証は、ユーザーが持つもの(スマートカード)とユーザーが知っているもの (PIN) に基づきます。
l Microsoft Active Directory(オプション)またはハードウェアに保存されているユーザー ID とパスワードによるユーザー認証
l システム管理者が各ユーザーに特定の特権を設定できる役割ベースの権限
l ウェブインタフェースまたは RACADM CLI を使用したユーザー ID とパスワードの設定
l 動的ドメイン名サービス (DNS) 登録
l ウェブベースのインタフェース、シリアル、リモート RACADM または telnet 接続によるリモートシステム管理および監視機能
l Active Directory 認証のサポート — 標準スキーマと拡張スキーマの使用によって DRAC 5 ユーザー ID とパスワードをすべて一元化
l コンソールリダイレクト — リモートシステムキーボード、ビデオ、マウス機能の提供
l 仮想メディア— 管理下システムから管理ステーション上のメディアドライブへのアクセスを提供
l システムイベントログへのアクセス — システムイベントログ (SEL)、DRAC 5 ログ、オペレーティングシステム状態とは独立なシステムのクラッシュまたは無応答状態の最新クラッシュ画面へ
のアクセスを提供
l Dell OpenManage ソフトウェアとの連携 — DRAC5 ウェブベースのインタフェースを Dell OpenManage Server Administrator または IT Assistant から起動可能
l RAC 警告 — 専用、フェールオーバー機能付き共有、または 共有 NIC 設定を使って電子メールメッセージまたはSNMP トラップにより管理下ノードに関する問題を通知
l ローカルおよびリモート設定 — RACADM コマンドラインユーティリティを使ってローカルおよびリモート設定が可能
l リモート電源管理 — 管理コンソールからシャットダウンやリセットなどのリモート電源管理機能を提供
l IPMI 対応
l LAN と SM-CLP 上で IPMI を使用する規格ベースの管理。
l 消費電力を監視するセンサー。DRAC5 はこのデータを使用してシステムの消費電力をグラフや統計で表します。
l セキュアソケットレイヤー (SSL) 暗号化 — ウェブベースのインタフェースを介したセキュアなリモートシステム管理を提供
l パスワードレベルのセキュリティ管理 — リモートシステムへの無許可のアクセスを防止
l ロールベースの権限 — さまざまなシステム管理タスクの権限を割り当て
その他のマニュアル
この『
ユーザーズガイド
』に加えて、次のマニュアルにもシステムの DRAC 5 のセットアップと操作に関する情報が記載されています。
162
SNMP トラップ
636
LDAPS
3269
グローバルカタログ(GC)用 LDAPS
接続
機能
DRAC 5 NIC
l 10/100 Mbps イーサネット
l DHCP のサポート
l SNMP トラップと電子メールによるイベント通知
l DRAC 5 ウェブインタフェース専用ネットワークインタフェース
l システム起動、リセット、電源投入、シャットダウンコマンドなどの telnet/ssh コンソールおよび RACADM CLI コマンドに対応
シリアルポート
l システム起動、リセット、電源投入、シャットダウンコマンドなどのシリアルコンソールおよび RACADM CLI コマンドに対応
l VT-100 ターミナルまたはターミナルエミュレータへのテキスト専用コンソールリダイレクトに対応