Users Guide
RAC 電子メール警告機能により、ユーザーは管理下システムで重要なイベントが発生したときに電子メール警告を受信することができます。以下の例は、電子メール警告機能をテストし
て、RAC が電子メール警告をネットワーク全域に正しく送信できることを確認する方法を示しています。
racadm testemail -i 2
RAC SNMP トラップ警告機能のテスト
RAC SNMP トラップ警告機能を使用すると、管理下システムで発生したシステムイベントを受信するための SNMP トラップリスナーを設定できます。
次の例は、RAC の SNMP トラップ警告機能をユーザーがテストする方法を示しています。
racadm testtrap -i 2
SNMP トラップ警告機能をテストする前に、SNMP とトラップの設定が正しいことを確認します。 これらの設定を行うには、「testtrap」および「testemail」サブコマンドの説明を参照してください。
DRAC 5 ユーザーの権限を有効にする方法
特定のシステム管理許可(役割ベースの権限)を持つユーザーを有効にするには、まず「作業を開始する前に」のステップを実行して使用可能なユーザーインデックスを探します。次に、新しいユーザー
名とパスワードを使って次のコマンドラインを入力します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i <インデックス> <ユーザー特権ビットマスク値>
DRAC 5 ネットワークプロパティの設定
使用可能なネットワークプロパティのリストを生成するには、次のように入力します。
racadm getconfig -g cfgLanNetworking
DHCP を使用して IP アドレスを取得するには、このコマンドでオブジェクト cfgNicUseDhcp を書き込んで、この機能を有効にします。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicUseDhcp 1
コマンドは、起動時に <Ctrl><d> の入力を求められたときのオプション ROM と同じ設定機能を提供します。 オプション ROM を使ってネットワークプロパティを設定する詳細については、「DRAC 5
ネットワークプロパティの設定」を参照してください。
次の例に、特定の LAN ネットワークプロパティを設定するときに使用できるコマンドの使い方を示します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicEnable 1
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 192.168.0.120
メモ: 電子メール警告機能をテストする前に、 SMTP および 電子メール警告設定 が設定されていることを確認してください。詳細に関しては、「電子メール警告の設定」 を参照してください。
メモ: 特定のユーザー特権については、表B-2 で有効なビットマスクの値を参照してください。 デフォルト特権の値は 0 で、この場合ユーザーに特権はありません。