Users Guide
次は SM-CLP コマンドライン構文の例です。
<バーブ> [<オプション>] [<ターゲット>] [<プロパティ>]
通常の SM-CLP セッション中、ユーザーは表 11-1 にあるバーブを使って操作を実行できます。
管理操作
DRAC 5 の SM-CLP 使用すると、以下のような管理ができます。
l サーバーの電源管理 — システムのオン、シャットダウン、再起動
l システムイベントログ(SEL)管理 — SEL レコードの表示やクリア
ターゲット
表11-2 に、これらの操作をサポートするために SM-CLP から提供されるターゲットをリストにします。
表 11-2. SM-CLP のターゲット
オプション
表11-3 に、サポートしている SM-CLP オプションを示します。
表 11-3. サポートしている SM-CLP オプション
SM-CLP 出力形式
DRAC 5 は現在、SM-CLP 仕様に記載されているようにテキストベースの出力をサポートしています。
DRAC 5 SM-CLP の例
以下のサブセクションでは、SM-CLP を使用して以下の処理を実行するためのサンプルシナリオを提供します。
l サーバーの電源管理
ターゲット
定義
/system1
管理下システムターゲット
/system1/logs1
ログ収集ターゲット
/system1/logs1/log1
管理下システムのシステムイベントログ(SEL)ターゲット
/system1/logs1/log1/record1
管理下システムの SEL レコードの個々のインスタンス
SM-CLP オプション
説明
-all
可能な機能のすべてを実行するようにバーブに指示します。
-display
ユーザー定義のデータを表示します。
-examine
コマンドを実行せずにコマンド構文を確認するようにコマンドプロセッサに指示します。
-help
コマンドバーブのヘルプを表示します。
-version
コマンドバーブのバージョンを表示します。