Users Guide
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VM-CLI を使用したオペレーティングシステムの導入
Dell Remote Access Controller 5 ファームウェアバージョン 1.30 ユーザーズガイド
はじめに
ブータブルイメージファイルの作成
導入の準備
オペレーティングシステムの導入
仮想メディアコマンドラインインタフェース(VM-CLI)ユーティリティは、管理ステーションからリモートシステムの DRAC 5 に仮想メディアの機能を提供するコマンドラインインタフェースです。 VM-CLI
とスクリプト方式を使用すると、ネットワーク内の複数のリモートシステムにオペレーティングシステムを導入できます。
この項では、企業のネットワークに VM-CLI ユーティリティを統合する方法について説明します。
はじめに
VM-CLI ユーティリティを使用する前に、リモートのターゲットシステムと企業のネットワークが以下の項で述べる要件を満たしていることを確認してください。
リモートシステムの要件
l 各リモートシステムに DRAC 5 カードが搭載されている
l 各リモートシステムの仮想デバイスが BIOS 起動順序の最初のデバイスである
Dell カスタムファクトリーインテグレーション
Dell カスタムファクトリーインテグレーション(CFI)オプションを使用して Dell™システムを注文すると、デルは DDNS 名を含む DRAC 5 カードおよび仮想メディア用に有効にされた事前設定済みの
システム BIOSでシステムを事前設定することができます。この設定を使用すると、企業のネットワークにインストールしたときに、すぐにその仮想メディアデバイスからシステムを起動できます。
詳細については、デルのウェブサイト www.dell.com を参照してください。
ネットワークの要件
ネットワーク共有に以下のコンポーネントが含まれている必要があります。
l オペレーティングシステムファイル
l 必要なドライバ
l オペレーティングシステムのブートイメージファイル
イメージファイルは、業界標準のブータブル形式のフロッピーイメージか CD/DVD ISO イメージであることが必要です。
ブータブルイメージファイルの作成
イメージファイルをリモートシステムに展開する前に、対応システムがファイルから起動可能であることを確認してください。 イメージファイルをテストするには、DRAC 5 ウェブユーザーインタフェースを
使用してイメージファイルをテストシステムに転送してから、システムを再起動します。