Users Guide
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DRAC 5 概要
Dell Remote Access Controller 5 ファームウェアバージョン 1.30 ユーザーズガイド
Dell™RemoteAccessController5(DRAC 5)はシステム管理ハードウェアおよびソフトウェアのソリューションで、Dell システムのリモート管理、クラッシュしたシステムの回復、電源制御などの
機能を提供するように設計されています。
システムのベースボード管理コントローラ(BMC)と通信することによって、DRAC 5(インストールされている場合)を設定して、電圧、温度、イントルージョン、およびファン速度に関する警告またはエラー
のアラートを電子メールで送信するようにできまます。DRAC 5 はイベントデータと最新のクラッシュ画面(Microsoft®Windows®オペレーティングシステムを実行中のシステムのみ)もログに記録
するので、システムクラッシュの原因解明に役立ちます。
DRAC 5 は独自のマイクロプロセッサとメモリを搭載し、インストール先のシステムで作動します。 DRAC 5 はシステムに既にインストールされている場合と、キットで別途配布される場合があります。
DRAC 5 の使用を開始するには、『DRAC 5 のインストールとセットアップ』を参照してください。
このリリースの DRAC 5 の新機能
このリリースの DRAC 5 ファームウェアバージョン 1.30 は、
l Microsoft Windows Server®2008 をサポートします。
l 二要素認証を実装することにより、より高レベルのセキュリティを提供するスマートカードログオンを有効にします。
l ローカル DRAC システム管理者のために高度なセキュリティオプションを提供します。
l リモート DRAC システム管理者のために高度なセキュリティオプションを提供します。
l Microsoft Windows オペレーティングシステムのクラッシュダンプを開始するための新しいマクロである <RightCtrl>+<ScrlLock><ScrlLock> キーコードシーケンスをサポートします。
詳細は、http://support.microsoft.com/kb 256986/ の Microsoft Knowledge Baseの 記事を参照してください。
l ユーザー認証を扱うために、ユーザーが LDAP またはグローバルカタログサーバーを指定できるようにするオプションをサポートします。
l LDAP サーバーおよびグローバルカタログサーバーのリストを指定する機能を提供します。
l SSL バージョン 2.0 のサポートは行いません。
DRAC 5 ハードウェア機能
図 1-1 に DRAC 5 のハードウェアを示します。
図 1-1. DRAC 5 ハードウェア機能
このリリースの DRAC 5 の新機能
DRAC 5 ハードウェア機能
ハードウェア仕様
対応リモートアクセス接続
DRAC 5 セキュリティ機能
対応プラットフォーム
対応オペレーティングシステム
対応ウェブブラウザ
機能
その他の必要マニュアル
メモ: Microsoft Windows Server 2008 は2008 年上半期に出荷予定です。最新情報は、http://www.microsoft.com/windowsserver2 008/default.mspx
を参照してください。
メモ: 他のキーストロークの間、<RightCtrl> キーは押し続けなければなりません。