Users Guide
目次ページに戻る
VM-CLI を使用したオペレーティングシステムの導入
Dell™RemoteAccessController5ファームウェアバージョン 1.20 ユーザーズガイド
はじめに
ブータブルイメージファイルの作成
導入の準備
オペレーティングシステムの導入
仮想メディアコマンドラインインタフェース(VM-CLI)ユーティリティは、管理ステーションからリモートシステムの DRAC 5 に仮想メディアの機能を提供するコマンドラインインタフェースです。 VM -CLI と
スクリプト方式を使用すると、ネットワーク内の複数のリモートシステムにオペレーティングシステムを導入できます。
この項では、企業のネットワークに VM -CLI ユーティリティを統合する方法について説明します。
はじめに
VM -CLI ユーティリティを使用する前に、リモートのターゲットシステムと企業のネットワークが以下の項で述べる要件を満たしていることを確認してください。
リモートシステムの要件
l 各リモートシステムに DRAC 5 カードが搭載されている
l 各リモートシステムの仮想デバイスが BIOS 起動順序の最初のデバイスである
Dell カスタムファクトリーインテグレーション
Dell カスタムファクトリーインテグレーション(CFI)オプションを選択して Dell システムを注文すると、DDNS 名が含まれた DRAC 5 カードと、仮想メディアに対応する事前設定されたシステム BIOS を
使用してデルでシステムを事前に設定できます。 この設定を使用すると、企業のネットワークにインストールしたときに、すぐにその仮想メディアデバイスからシステムを起動できます。
詳細については、デルのウェブサイト www.dell.com を参照してください。
ネットワークの要件
ネットワーク共有に以下のコンポーネントが含まれている必要があります。
l オペレーティングシステムファイル
l 必要なドライバ
l オペレーティングシステムのブートイメージファイル
イメージファイルは、業界標準のブータブル形式のフロッピーイメージか CD/DVD ISO イメージであることが必要です。
ブータブルイメージファイルの作成
イメージファイルをリモートシステムに展開する前に、対応システムがファイルから起動可能であることを確認してください。 イメージファイルをテストするには、DRAC 5 ウェブユーザーインタフェースを
使用してイメージファイルをテストシステムに転送してから、システムを再起動します。
以下の項では、Linux および Windows システム用にイメージファイルを作成する方法について説明します。
Linux システム用イメージファイルの作成
Linux システム用にブータブルイメージファイルを作成するには、データ複製ユーティリティを使用します。
ユーティリティを実行するには、コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを入力します。
dd if=<入力-デバイス> of=<出力-ファイル>
例:
dd if=/dev/fd0 of=myfloppy.img
Windows システム用イメージファイルの作成