Users Guide
目次ページに戻る
共有 NIC モードで設定した場合、仮想メディア接
続はなぜ中断してしまうのですか?
共有 NIC モードで設定した場合、サーバーへのネットワークおよびチップセットドライバの取り付けると仮想メディアの接続が中断します。 ネット
ワークまたはチップセットドライバの取り付けにより LOM がリセットされ、ネットワークパケットがタイムアウトして仮想メディア接続もタイムアウトす
るため中断します。 この不具合に対処するには、ドライバを仮想ドライバからサーバーのローカルハードドライブにコピーします。 仮想メディア接
続の喪失によるドライバインストール作業の中断を防ぐためには、ドライバのインストールを直接サーバーから]開始します。
Windows オペレーティングシステムのインストー
ルに非常に時間がかかるように思います。 なぜで
すか?
Windows オペレーティングシステムのインストールに『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』を使用し、またネットワーク
の接続が遅い場合、ネットワーク待ち時間のために DRAC 5 ウェブインタフェースへのアクセスに時間かかる場合があります。 インストールウィ
ンドウにインストール進行状況が表示されない場合でも、インストール作業は進行しています。
フロッピードライブまたは USB メモリキーの内容を
表示しています。 同じドライブを使用して仮想メデ
ィア接続を確立しようとすると、接続エラーメッセー
ジが表示され、再試行を要求されます。 なぜです
か?
仮想フロッピードライブへの同時アクセスは許可されません。 ドライブを仮想化する前に、ドライブの内容表示に使用しているアプリケーションを閉
じてください。
どのようにして仮想デバイスを起動デバイスとして
設定するのですか?
管理下システムの [BIOS 設定] にアクセスし、起動メニューに進みます。 仮想 CD, 仮想フロッピー、または仮想フラッシュを探し、必要に応じて
デバイスの起動順序を変更します。 たとえば、CD ドライブから起動するには、CD ドライブを起動順序の最初に設定する必要があります。
どのようなメディアで起動できますか ?
DRAC 5 では、以下の起動メディアで起動することができます。
l CDROM/DVD データメディア
l ISO 9660 イメージ
l 1.44 フロッピーディスクまたはフロッピーイメージ
l DRAC 5 組み込み仮想フラッシュ
l オペレーティングシステムによりリムーバブルディスクと認識された USB キー
l USB キーイメージ
USB キーを起動可能にするにはどうしますか?
Windows 98 DOS でのみ USB キーを仮想フロッピーから起動できます。 独自の起動可能な USB キーを設定するには、Windows 98 スタート
アップディスクを起動し、スタートアップディスクからシステムファイルを USB キーにコピーします。 例えば、DOS プロンプトから、次のコマンドを
入力します。
sys a: x: /s
ここで、"x:" は、起動可能にする USB キーです。
また、デルの起動ユーティリティを使って、起動可能な USB キーを作成することもできます。このユーティリティはデル製の USB キーに対して
のみ対応しています。ユーティリティをダウンロードするには、Web ブラウザを開き、デルサポート Web サイト support.dell.com から
「R122672.exe」を検索します。
ActiveX プラグインをインストールするにはシステ
ム管理者特権が必要ですか ?
仮想メディア機能のインストールおよび使用には、Windows システムにおいて管理者権限またはパワーユーザー権限が必要です。
Red Hat Linux 管理ステーションで仮想メディアプ
ラグインをインストールおよび使用するには、どの
特権が必要ですか?
仮想メディアプラグインを正しくインストールするには、ブラウザのディレクトリツリーの書き込み特権が必要です。
Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux
オペレーティングシステムを起動しているシステム
上で、仮想フロッピーを検索できません。 仮想メデ
ィアを取り付け、リモートフロッピーに接続していま
す。 どうすべきですか ?
Linux のバージョンによってはフロッピードライブと仮想 CD ドライブを同じようにオートマウントしません。 仮想フロッピードライブをマウントするに
は、Linux が仮想フロッピーに割り当てたデバイスノードを検索します。 次の手順を実行して仮想フロッピードライブを検索し、マウントします。
1. Linux コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
grep "仮想フロッピー" /var/log/messages
2. そのメッセージに対する最後のエントリを検索し、時間を記録します。
3. Linux プロンプトで、次のコマンドを実行します。
grep "hh:mm:ss" /var/log/messages
hh:mm:ss はステップ 1 の grep で返されたメッセージのタイムスタンプです。
4. 手順 3 で、grep コマンドの結果を読み、"DELL 仮想フロッピー" に付けられたデバイス名を検索します。
5. 仮想フロッピードライブが取り付けられ、接続されていることを確認します。
6. Linux プロンプトで、次のコマンドを実行する。
mount /dev/sdx /mnt/floppy
/dev/sdx はステップ 4 で検出したデバイス名です。
/mnt/floppy はマウントポイントです。
仮想フロッピードライブまたは仮想フラッシュでサ
ポートされているファイルシステムの種類は何です
か ?
フロッピードライブおよび仮想フラッシュは、FAT16 または FAT32 ファイルシステムをサポートしています。
DRAC 5 ウェブインタフェースを使用して、ファーム
ウェアのアップデートをリモートで実行した時に、サ
ーバーの仮想ドライブが削除されました。 なぜで
すか?
ファームウェアのアップデートにより DRAC 5 がリセットされ、リモート接続が切断して仮想ドライブがアンマウントされます。 DRAC リセットが完
了すると、ドライブは再表示されます。
仮想フラッシュを有効、または無効にした際、すべ
ての仮想ドライブが消えて、また再表示されます。
なぜですか?
仮想フラッシュの有効、無効の操作で USB がリセットされます。それによってすべての仮想ドライブが USB バスから分離され、また接続されま
す。