Users Guide
例
l racadm racreset
DRAC 5 のソフトリセットの手順を開始します。
l racadm racreset hard
DRAC 5 のハードリセットの手順を開始します。
対応インタフェース
l ローカル RACADM
l リモート RACADM
l telnet/ssh/serial RACADM
racresetcfg
表 A-26 で racresetcfg サブコマンドについて説明します。
表 A-26. racresetcfg
概要
racadm racresetcfg
対応インタフェース
l ローカル RACADM
l リモート RACADM
l telnet/ssh/serial RACADM
説明
racresetcfg コマンドはユーザーが設定したデータベースプロパティのエントリをすべて削除します。 データベースには、カードを元のデフォルト設定に戻すデフォルトのプロパティがすべてのエントリ
にあります。 データベースプロパティのリセット後、DRAC 5 は自動的にリセットされます。
serveraction
オプション
説明
hard
ハードリセットはリモートのアクセスコントローラに強度のリセットを実行します。 したがって、RAC コントローラを回復するための最後の手段としてのみ使用してください。
soft
ソフトリセットは RAC の正常な再起動を実行します。
メモ:このコマンドを使用するには、DRAC 5 の設定権限が必要です
。
サブコマンド
定義
racresetcfg
RAC の設定全体を出荷時のデフォルト値にリセットします。
注意:このコマンドは現在の RAC の設定を削除し、RAC とシリアル設定を元のデフォルト設定に戻します。 リセット後のデフォルトの名前とパスワードは、それぞれ root と calvin で、IP
アドレスは 192.168.0.120 です。 ネットワーククライアント(例:対応ウェブブラウザ、telnet/ssh、リモート RACADM)から racresetcfg を発行する場合は、デフォルトの IP アドレスを使
用する必要があります。
メモ:このサブコマンドも、シリアルインタフェースをデフォルトのボーレート(57600)と COM ポートにリセットします。 シリアルポートを介して RAC にアクセスするには、サーバーの BIOS
設定画面からシリアルのオプションを再設定する必要があります。
メモ:このコマンドを使用するには、サーバー制御コマンドの実行権限が必要です。