Users Guide
5. DRAC 5 Web ベースのインタフェースまたは RACADM を使って、DRAC 5 Active Directory プロパティを設定します(「拡張スキーマ Active Directory および Web ベースのインタフェースによ
る DRAC 5 の設定」または「拡張スキーマ Active Directory および RACADM による DRAC 5 の設定」を参照)。
Active Directory スキーマの拡張
Active Directory スキーマを拡張すると、Dell の組織ユニット、スキーマクラスと属性、およびサンプル特権と関連オブジェクトが Active Directory スキーマに追加されます。 スキーマを拡張する前に、
ドメインフォレストのスキーママスター Flexible Single Master Operation(FSMO)Role Owner にスキーマ管理者特権が必要です。
次の方法を使用してスキーマを拡張できます。
l Dell Schema Extender ユーティリティ
l LDIF スクリプトファイル
LDIF スクリプトファイルを使用すると、デルの組織ユニットは追加されません。
LDIF ファイルと Dell のスキーマ拡張は、それぞれ『Dell Systems Management Consoles CD』の次のディレクトリにあります。
l CD ドライブ:\support\OMActiveDirectory Tools\RAC4\LDIF Files-5
l CD ドライブ:\support\OMActiveDirectory Tools\RAC4\Schema Extender-5
LDIF ファイルを使用するときは、LDIF ファイルディレクトリにある readme の説明を参照してください。 Dell Schema Extender を使用して Active Directory スキーマを拡張するには、「Dell スキーマ
拡張の使用」を参照してください。
スキーマ拡張または LDIF ファイルはどの場所からでもコピーと実行ができます。
Dell スキーマ拡張の使用
1. ようこそ画面で 次へ をクリックします。
2. 警告を読んでから、もう一度 次へ をクリックします。
3. 現在のログイン認証情報の使用 を選択するか、スキーマ管理者権限を使ってユーザー名とパスワードを入力します。
4. 次へ をクリックして、Dell スキーマ拡張を実行します。
5. 終了 をクリックします。
スキーマが拡張されます。 スキーマ拡張子を確認するには、Microsoft 管理コンソール (MMC) と Active Directory スキーマスナップインを使用して、次のものがあることを確認します。
l クラス(表6-1 から 表6-6 を参照)
l 属性(表 6-7 )
MMC における Active Directory のスキーマスナップインを有効にし使用する方法の詳細については、Microsoft のマニュアルを参照してください。
表 6-1. Active Directory スキーマに追加されたクラスのクラス定義
表 6-2. dellRacDevice クラス
注意:Dell Schema Extender は SchemaExtenderOem.ini ファイル を使用します。 Dell のスキーマ拡張ユーティリティ機能が正しく機能するように、このファイルの名前は変更しないでく
ださい。
クラス名
割り当てられるオブジェクト識別番号(OID)
dellRacDevice
1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.1
dellAssociationObject
1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.2
dellRACPrivileges
1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.3
dellPrivileges
1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.4
dellProduct
1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.5
OID
1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.1
説明
Dell RAC デバイスを表します。 RAC デバイスは Active Directory では dellRacDevice として設定する必要があります。 この設定を使って、DRAC 5 は Lightweight Directory
Access Protocol(LDAP)クエリを Active Directory に送信できます。
クラスタイ
プ
構造体クラス