Users Guide
表 4-41. 自動システムリカバリエージェントの設定
表 4-42. サービスページのボタン
よくあるお問い合わせ(FAQ)
表 4-43 に、よくあるお問い合わせ(FAQ)とその回答を示します。
表 4-43. リモートシステムの管理と 回復:よくあるお問い合わせ
設定
説明
有効
SNMPエージェントを有効または無効にします。 オン=有効、オフ=無効。
コミュニティ名
SNMP 警告の送信先 IP アドレスを含むコミュニティ名。 コミュニティ名は、空白文字を含まずに最大 31 文字まで使用できます。 デフォルト設定は public です。
設定
説明
有効
自動システムリカバリエージェントを有効にします。
ボタン
説明
印刷
サービス ページを印刷します。
更新
サービス ページを更新します。
変更の適用
サービス ページの設定を適用します。
質問
回答
DRAC5ウェブインタフェースにアクセスするとき、
SSL 証明書のホスト名と DRAC 5 のホスト名が一致
しないというセキュリティ警告が表示されます。
DRAC5には、ウェブインタフェースのネットワークセキュリティを保護するため、デフォルトの DRAC5サーバー証明書と、リモート racadm
の機能が含まれています。 この証明書を使用すると、Web ブラウザにセキュリティ警告が表示されます。これは、デフォルトの証明書は、
DRAC5のホスト名(例:IP アドレス)と一致しない RAC デフォルト証明書 に発行されるためです。
このセキュリティの問題に対処するには、DRAC 5 の IP アドレスに発行された DRAC 5 サーバー証明書をアップロードします。 証明書の発
行に使用する証明書署名要求(CSR)を生成するとき、CSR の共通名(CN)が DRAC 5 の IP アドレス(例:192.168.0.120)と一致することを
確認してください。
登録した DNS DRAC 名と CSR が同じであることを確認するには、次の手順を実行します。
1. システムツリー で リモートアクセス をクリックします。
2. 設定 タブをクリックして、ネットワーク をクリックします。
3. ネットワーク設定 ページで、次の手順を実行します。
a. DNS に DRAC を登録 チェックボックスをオンにします。
b. DNS DRAC 名 フィールドにDRAC 名を入力します。
4. 変更の適用 をクリックします。
CSR と証明書の発行の詳細については、「SSL とデジタル証明書を使用した DRAC 5 通信のセキュリティ」を参照してください。
プロパティを変更すると、リモート racadm とウエブサ
ービスを使用できなくなるのはなぜですか ?
DRAC 5 Web Server をリセットすると、リモート RACADM サービスとウエブインタフェースに再度アクセスできるようになるまで 1 分ほどかか
る場合があります。
次のような状況で DRAC 5 Web サーバーはリセットされます。
l DRAC 5 ウェブインタフェースを使用してネットワーク設定やネットワークセキュリティのプロパティの変更する場合
l cfgRacTuneHttpsPort プロパティが変更されたとき(config -f <設定ファイル> が変更した場合も含む)
l racresetcfg を使用したとき
l DRAC 5 がリセットされたとき
l 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされたとき
DNS サーバーで DRAC5を登録できない理由は何
ですか?
DNS サーバーによっては、31 文字以内の名前しか登録できない場合があります。
DRAC5ウェブインタフェースにアクセスすると、「SSL
証明書が信頼されていない認証局(CA)によって発行
されました」というセキュリティ警告が表示されます。
DRAC5には、ウェブインタフェースのネットワークセキュリティを保護するため、DRAC 5 サーバー証明書とリモート racadm の機能が含ま
れています。 この証明書は信頼された CA から発行されませんでした。 このセキュリティ問題に対処するには、信頼された CA (例:Thawte
または Verisign)が発行した DRAC 5 サーバー証明書をアップロードします。 詳細については、「SSL とデジタル証明書を使用した DRAC 5
通信のセキュリティ」を参照してください。
不明な理由で次のメッセージが表示されました。
Remote Access: SNMP Authentication
Failure
(リモートアクセス:SNMP 認証エラー)
何が原因ですか?
検出機能の一部として、IT Assistant がデバイスの get および set のコミュニティ名の検証を試みました。 IT Assistantでは、get コミュニティ
名 = パブリックで、set コミュニティ名 = プライベートです。 DRAC 5 エージェントのデフォルトのコミュニティ名はパブリックです。 IT
Assistant が set 要求を送信すると、DRAC 5 エージェントはコミュニティ = パブリックからの要求しか受け入れないため、SNMP 認証エラー
が生成されます。
RACADM を使用して、DRAC 5 のコミュニティ名を変更できます。
DRAC 5 コミュニティ名を表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm getconfig -g cfgOobSnmp
DRAC 5 コミュニティ名を設定するには、次のコマンドを使用します。