Users Guide
コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを入力して <Enter> を押します。
racadm config -g cfgIpmiSerial -o cfgIpmiSerialBaudRate <ボーレート>
<ボーレート> は 9600、19200、57600、115200 bps のいずれかになります。
例:
racadm config -g cfgIpmiSerial -o cfgIpmiSerialBaudRate 57600
c. IPMI シリアルのハードウェアフロー制御を有効にします。
コマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、<Enter> を押します。
racadm config -g cfgIpmiSerial -o cfgIpmiSerialFlowControl 1
d. IPMI シリアルの最小特権レベルを設定します。
コマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、<Enter> を押します。
racadm config -g cfgIpmiSerial -o cfgIpmiSerialChanPrivLimit <レベル>
<
レベル
> は次のいずれかになります。
¡ 2(ユーザー)
¡ 3(オペレータ)
¡ 4(システム管理者)
たとえば、IPMI シリアルチャネルの特権を 2(ユーザー)に設定する場合は、次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgIpmiSerial -o cfgIpmiSerialChanPrivLimit 2
e. BIOS 設定プログラムでシリアル MUX が正しく設定されていることを確認します。
¡ システムを再起動します。
¡ POST 中、<F2> を押して BIOS 設定プログラムを入力します。
¡ シリアル通信 に移動します。
¡ シリアル通信 メニューで、外部シリアルコネクタ が リモートアクセスデバイス に設定されていることを確認します。
¡ 保存して BIOS 設定プログラムを終了します。
¡ システムを再起動します。
これで IPMI の設定が完了しました。
IPMI シリアルがターミナルモードの場合は、racadm config cfgIpmiSerial コマンドを使用して次の追加設定ができます。
¡ 削除制御
¡ エコー制御
¡ ライン編集
¡ 新しいラインシーケンス
¡ 新しいラインシーケンスの入力
これらのプロパティの詳細に関しては、IPMI 2.0 の仕様を参照してください。
プラットフォームイベントの設定
プラットフォームイベントの設定は、リモートアクセスデバイスが特定のイベントメッセージについて、選択した処置を実行するように設定するためのメカニズムを提供します。 これらの処置には、再起
動、パワーサイクル、電源オフ、警告のトリガ(Platform Events Trap [PET] や電子メール)などがあります。
フィルタ可能なプラットフォームイベントには次のものがあります。
l ファンプローブエラー
l バッテリプローブ警告
l バッテリプローブエラー
l 離散的電圧プローブエラー
l 温度プローブ警告
l 温度プローブエラー
l シャーシイントルージョン検出