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sslcsrgen
表 A-32 で sslcsrgen サブコマンドについて説明します。
表 A-32. sslcsrgen
概要
racadm sslcsrgen [-g] [-f <ファイル名>]
racadm sslcsrgen -s
説明
sslcsrgen サブコマンドは、CSR を生成してローカルファイルシステムにファイルをダウンロードするために使用できます。 CSR は、RAC の SSL トランザクションに使用されるカスタム SSL 証明書
を作成するために使用できます。
オプション
表 A-33 で sslcsrgenサブコマンドのオプションについて説明します。
表 A-33. sslcsrgen サブコマンドオプション
オプションを指定しなければ、CSR が生成され、デフォルトでローカルのファイルシステムに sslcsr としてダウンロードされます。 -g オプション は -s オプションと一緒に使用できず、-f オプションは
-g オプションとのみ使用できます。
sslcsrgen -s サブコマンドは、次のステータスコードの 1 つを返します。
l CSR が正常に生成されました。
l CSR は存在しません。
l CSR の生成が進行中です。
制限
sslcsrgen サブコマンドは、ローカルまたはリモートの RACADM クライアントからのみ実行が可能で、シリアル、telnet、SSH インタフェースでは使用できません。
例
racadm sslcsrgen -s
メモ:このコマンドを使用するには、DRAC 5 の設定権限が必要です。
サブコマンド
説明
sslcsrgen
SSL 証明書署名要求(CSR)を生成して RAC からダウンロードします。
メモ:-f オプションは serial/telnet/ssh コンソールではサポートされていません。
オプション
説明
-g
新しい CSR を生成します。
-s
CSR 生成処理の状態を返します(生成中、アクティブ、なし)。
-f
<ファイル名> の場所を指定します。ここに CSR がダウンロードされます。
メモ:-f オプションを指定しないと、ファイル名はデフォルトで現在のディレクトリ内の sslcsr になります。
メモ:CSR を生成するには、まず RACADM の cfgRacSecurity グループで CSR フィールドを設定する必要があります。 例:racadm config -g cfgRacSecurity -o
cfgRacSecCsrCommonName MyCompany