Users Guide
cfgUserAdminUserName=
cfgUserAdminUserName オブジェクトに値がない場合は、cfgUserAdminIndex オブジェクトで示されるインデックス番号を使用できます。 「=」の後に名前が表示されたら、そのインデックスはその
ユーザー名が使用しています。
DRAC 5 ユーザーの追加
新しいユーザーを RAC 設定に追加する場合は、基本的なコマンドをいくつか使用できます。 一般に、次の手順を実行してください。
1. ユーザー名を設定します。
2. パスワードを設定します。
3. ユーザー特権を設定します。
4. ユーザーを有効にします。
例
次の例は、パスワードが "123456" で RAC へのログイン特権を持つ "John" という新しいユーザーを追加する方法を示しています。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminUserName -i 2 john
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPassword -i 2 123456
racadm config -g cfgUserAdmin -i 2 -o cfgUserPrivilege 0x00000001
racadm config -g cfgUserAdmin -i 2 -o cfgUserAdminEnable 1
確認するには、つぎのコマンドの 1 つを使用します。
racadm getconfig -u john
racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i 2
DRAC 5 ユーザーの削除
RACADM を使用するとき、ユーザーは手動で個別に無効にする必要があります。 設定ファイルを使ってユーザーを削除することはできません。
次の例は、RAC ユーザーを削除するときに使用できるコマンド構文です。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminUserName -i <インデックス> ""
二重引用符の("")のヌル文字列は、指定したインデックスのユーザー設定を削除して、出荷時のデフォルトリセットするように指示します。
電子メール警告のテスト
RAC 電子メール警告の機能を使用すると、管理下システムで重大なイベントが発生したときに、電子メールで警告を受け取ることができます。 次の例は、RAC がネットワークを介して
電子メール警告を正しく送信するかどうかを確認するため、電子メール警告の機能をテストする方法を示しています。
racadm testemail -i 2
RAC SNMP トラップ警告機能のテスト
RAC SNMP トラップ警告機能を使用すると、管理下システムで発生したシステムイベントを受信するための SNMP トラップリスナーを設定できます。
次の例は、RAC の SNMP トラップ警告機能をユーザーがテストする方法を示しています。
racadm testtrap -i 2
SNMP トラップ警告機能をテストする前に、SNMP とトラップの設定が正しいことを確認します。 これらを設定するには、testtrap と testemail サブコマンドの説明を参照してください。
メモ:racadm configサブコマンドを使ってユーザーを手動で追加または削除する場合は、- iオプションでインデックスを指定する必要があります。 前の例に表示された cfgUserAdminIndex
オブジェクトに '#' 文字があることに注意してください。 また、 racadm config -f racadm.cfg コマンドを使用して書き込むグループ / オブジェクトを指定する場合は、インデックスを指定できませ
ん。 新しいユーザーは、最初に使用できるインデックスに追加されます。 この動作により、複数の DRAC 5 を同じオプションで設定する際の柔軟性が得られます。
メモ:電子メール警告の機能をテストする前に、SMTP と電子メールの設定を確認します。 詳細については、「電子メール警告の設定」を参照してください。