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racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneIpBlkFailCount 3
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneIpBlkFailWindows 60
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneIpBlkPenaltyTime 3600
ローカルシリアルポートまたは Telnet 管理ステーション(クライアントシステム)を使った管理下システムへの
接続
管理下システムでは、システム上の DRAC 5 とシリアルポート間をアクセスでき、管理下システムの電源オン、電源オフ、リセット、およびログへのアクセスが可能になります。
シリアルコンソールは、管理下システムの外付けのシリアルコネクタを使って DRAC 5 で使用できます。 アクティブなシリアルクライアントシステム(管理ステーション)は 1 つだけです。 DRAC 5 では
DRAC モードで telnet および SSH コンソールを使用できます(「DRAC のモード」を参照)。 一度に最大 4 台の telnet クライアントシステムと 4 台の SSH クライアントを接続できます。 管理ステーシ
ョンから管理下システムのシリアルまたは telnet コンソールへの接続には、管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアが必要です。 詳細に関しては、「管理ステーションターミナルエミュ
レーションソフトウェアの設定」を参照してください。
以下のサブセクションでは、次の方法を使用して管理ステーションを管理下システムに接続する方法を説明します。
l ターミナルソフトウェアとヌルモデムケーブルを使用する管理下システムの外部シリアルポート
l 管理下システムの DRAC 5 NIC または共有のチーム NIC からターミナルソフトウェアを使用する telnet 接続
シリアルコンソールの DB-9 ケーブルの接続
シリアルテキストコンソールを使って管理下システムにアクセスするには、DB-9 ヌルモデムケーブルを管理下システムの COM ポートに接続します。 DB-9 ケーブルのすべてが、この接続に必要なピ
ン配置 / 信号を備えているわけではありません。 この接続用の DB-9 ケーブルは、表3-9 で示した仕様に一致している必要があります。
表 3-9. DB-9 ヌルモデムケーブルに必要なピンアウト
管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアの設定
DRAC 5 は、次のいずれかのタイプのターミナルエミュレーションソフトウェアを実行中の管理ステーションからのシリアルまたは telnet テキストコンソールをサポートしています。
l Linux Minicom in an Xterm
l Hilgraeve's HyperTerminal Private Edition(バージョン 6.3)
l Linux Telnet in an Xterm
l Microsoft®Telnet
使用するタイプのターミナルソフトウェアを設定するには、以下の項の手順に従ってください。 Microsoft Telnet を使用している場合は、設定は不要です。
Linux Minicom でのシリアルコンソールエミュレーションの設定
Minicom は Linux 用のシリアルポートアクセスユーティリティです。 以下の手順は、Minicom のバージョン 2.0 に使用できます。 他のバージョンでは若干異なる場合がありますが、基本的な設定方法
は同じです。 他のバージョンの Minicom を設定するには、「シリアルコンソールエミュレーションに必要な Minicom の設定」を参照してください。
Minicom バージョン 2.0 でのシリアルコンソールエミュレーションの設定
メモ:DB-9 ケーブルは、BIOS テキストコンソールリダイレクトにも使用できます。
信号名
DB-9 ピン(サーバーピン)
DB-9 ピン(ワークステーションピン)
FG(Frame Ground)
–
–
TD(Transmit Data)
3
2
RD(Receive Data)
2
3
RTS(Request To Send)
7
8
CTS(Clear To Send)
8
7
SG(Signal Ground)
5
5
DSR(Data Set Ready)
6
4
CD(Carrier Detect)
1
4
DTR(Data Terminal Ready)
4
1 および 6