Users Guide
1. システムの電源はオンになっていますか、オフになっていますか?
2. 電源がオンの場合は、オペレーティングシステムが正しく機能していますか、それともクラッシュまたはフリーズしていますか?
3. 電源がオフの場合は、突然オフになりましたか?
システムがクラッシュした場合は、前回のクラッシュ画面を確認し(「前回のシステムクラッシュ画面の表示」を参照)、コンソールリダイレクト(「コンソールリダイレクトの使用」を参照)とリモート電源管理
(「リモートシステムの電源管理」を参照)に従って、システムを再起動してその過程を確認します。
リモートシステムの電源管理
DRAC 4 を使うと、管理下システムでシステムクラッシュその他の問題が発生したあと、リモートで電源の管理処置を実行して回復を試みることができます。再起動時にオペレーティングシステムで所定
のシャットダウンを実行し、システムの電源をオンまたはオフにするには、サーバーコントロール ページを使用します。
サーバーコントロール処置の選択
1. オペレーティングシステムのシャットダウン を実行するかどうかを選択します(システムの再起動、システムの電源オフ、サーバーコントロール処置 を行う場合のみ)。
選択した サーバーコントロール処置 を行う前に、オペレーティングシステムを使って所定のシャットダウンを実行する場合には、オペレーティングシステムのシャットダウン を選択します。
2. 次のいずれかの サーバーコントロール処置 を選択します。
l システムの再起動 - システムをリセットします(リセットボタンを押すのと同じ)。この機能に使っても、電源はオフになりません。
l システムの電源サイクル - システムの電源を切ってすぐに入れ直します(電源ボタンを 2 度押すのと同じ)。
l システムの電源を切る- システムの電源を切ります(電源がオンのときに電源ボタンを押す操作と同じ)。
l システムの電源を入れる- システムの電源を入れます(電源がオフのときに電源ボタンを押す操作と同じ)。
3. 電源の管理処置を実行するには、適用 をクリックします(電源を入れ直す場合など)
その他のオプション
サーバーコントロール 画面の右上に次のボタンがあります(表4-22 を参照)。
表 4-22サーバーコントロールページボタン(右上)
SEL の使い方
システムイベントログ( SEL) ページには、管理下システムで発生するシステムクリティカルなイベントが表示されます。SEL は管理下システムのベースボード管理コントローラ(BMC)によって生成さ
れます。管理下システムのイベントをモニタするように設定する場合には、DRAC 4 によって生成されます。このページには、管理下システムの BMC および他の計装を使って生成する各イベントの日
時と説明が表示されます。指定のイベントが発生した場合に、電子メールまたは SNMP 警告を送信するように DRAC 4 を設定できます。
SEL はイベントの重大度を表示し、表4-23 に示すその他の情報も提供します。
表 4-23状態インジケータのアイコン
メモ: 電源管理処置を実行するには、サーバー処置 コマンドの実行 権限が必要です。
メモ: オペレーティングシステムのシャットダウン オプションを使用するには、DRAC 4 Managed System Software を最初にインストールする必要があります。インストールし
ていない場合は、このオプションは使用できません。詳細に関しては、『Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。
ボタン
動作
印刷
サーバーコントロール ページを印刷します。
更新
サーバーコントロール ページを再ロードします。
アイコン
説明
緑のチェックマークは、正常(平常)ステータスを示します。
感嘆符の入った黄色の三角形は、警告(非重要)ステータスを示します。
赤い X は、重要(エラー)ステータスを示します。
ブランクスペースは、状態が不明であることを示します。