Users Guide
DRAC 4 のバナー、ファームウェアバージョン、および現在の NIC IP アドレスが表示されて 5 秒以内に、<Ctrl><d> を押します。
セットアップ 画面が表示されます。画面のタイトルの下には、ネットワークインタフェースプロパティ メニューがあります。
2. DRAC 4 NIC プロパティを選択し変更します(表2-1を参照)。仮想メディア設定は 2 ページ目にあります。
DRAC 4 NIC プロパティの変更時は、以下のガイドラインを使用してください。
l <前のページ> と <次のページ> キーを使ってページ間を移動します。
l すべてのメニューの選択項目は、大文字小文字を区別しません。
l キー入力で選択します。
表 2-1DRAC4IDEオプション ROM ユーティリティのプロパティ
3. 終了したら、次のいずれかを行います。
l <Esc> を押して変更をすべてキャンセルし、セットアップ メニューを終了します。
l <r> を押して変更を保存し、DRAC 4 を再起動します。
メモ: 次のオプションを変更するときは、値の入力中に <Esc> キーを押すと、現在の値が変更されないようにすることができます。オプション編集>を押して、設定が切り換わる(2 つの
選択可能な値のどちらかに設定が変更)場合は、<オプション編集>を再び押して値を元の設定に変更します。新しい値を入力したあとでは、<Esc> キーを押しても変更は取り消されま
せん。切り換えオプションは、<Esc> キーを押しても変更されません。
プロパティ
説明
NIC の現在の
TCP/IP 設定
DHCP サーバーから DRAC 4 に割り当てられた現在の IP アドレス、ネットマスク、およびゲートウェイを表示します。
メモ: DHCP がカード上で有効で、DHCP システムが正しく動作していないとき、各オプションのカテゴリは 使用不可 と表示され、次のメッセージがオプションラベルの下で
点滅します。
Waiting for response from DHCP Server (DHCP サーバーからの応答を待っています)
DNS の現在の設定
現在 DHCP サーバーに割り当てられた IP アドレスを表示します。
NIC TCP/IP 設定オプション
DHCP の使
用設定
DHCP システムが DRAC 4 IP アドレスを割り当てたか、または DRAC 4 が事前設定した静的 IP アドレスを使用中かどうかを示します。使用できる設定は、有効 と 無効
です。設定を切り換えるには、<D>を押します。このオプションを選択すると、その他のオプションは淡色表示になります。
静的 IP ア
ドレス
DHCP が無効である場合に、事前設定した DRAC 4 の静的 IP アドレスを示します。デフォルトアドレスは 192.168.0.120 です。このアドレスを変更するには、<I>を押し
ます。
静的ネットマ
スク
DHCP が無効である場合に、事前設定した DRAC 4 の静的マスク IP アドレスを示します。デフォルトは 255.255.255.0 です。このマスクを変更するには、<N>を押し
ます。
静的ゲート
ウェイ
DHCP が無効である場合に DRAC 4 の事前設定された静的ゲートウェイ(ルーターまたはスイッチアドレス)を示します。デフォルトは 192.168.0.1 です。アドレスを変更
するには、<G>を押します。
Ethernet 設定オプション
NIC の設定
DRAC 4 NIC 設定が 有効 または 無効 であるかを示します。設定を切り換えるには、<e>を押します。選択された場合は、DRAC 4 NIC をリモートアクセスに使用できま
す。この画面にある残りのオプションを設定するには、このオプションを選択する必要があります。
オートネゴシ
エート設定
DRAC 4 が自動的に LAN の速度と二重設定を設定するかどうかを示します。使用できる設定は、有 効 と 無効 です。このオプションを選択しない場合は、ユーザー設定が
使われます。設定を切り換えるには、<a>を押します。
LAN の速度
設定
DRAC 4 NIC 通信速度を示します。使用可能な設定は、10 Base-T と 100 Base-T です。10 BASE-T は、1 秒に 10Mbの通信速度を表します。100 BASE-T
は、1 秒に 100Mbの速度を表します。この設定を切り換えるには、<s>を押します。オートネゴシエート 設定が有効の場合は、このオプションを使用できません。
LAN の二重
設定
DRAC 4 NIC の二重設定を示します。使用可能な設定は、半二重 と 全二重 です。設定が 半二重 の場合には、NIC は一度に一方向通信を行い、いつでも情報を送信ま
たは転送できますが、両方を同時に実行することはできません。設定が 全二重 の場合には、NIC は同時に双方向通信を行います。この設定に切り替えるには、<X> を押
します。オートネゴシエート 設定が有効の場合は、このオプションを使用できません。
DNS 設定オプション
DHCP から
のサーバー
使用できる設定は、無効 と 有効 です。設定を切り換えるには、<U>を押します。デフォルト設定は 無効 で、DRAC 4 はプリセットされた静的 IP アドレスを使用します。こ
のオプションを選択すると、DHCP サーバーが DNS サーバー IP アドレスを提供します。
DHCP を使用(この表で前述)が、無効 に設定されていると、このオプションは淡色表示になっていてこのフィールドを変更することはできません。
静的 DNS
サーバー 1
DHCP のサーバー が無効になっている場合に、DRAC 4 が使用する一次 DNS サーバーのプリセット静的 IP アドレスを示します。デフォルトは 192.168.0.5 です。こ
のアドレスを変更するには、<1>を押します。DHCP のサーバー が 有効 である場合、このオプションは淡色表示になって変更することができません。
静的 DNS
サーバー 2
DHCP のサーバー が無効になっている場合に、DRAC 4 が使用する二次 DNS サーバーのプリセット静的 IP アドレスを示します。デフォルトは 192.168.0.6 です。こ
のアドレスを変更するには、<2>を押します。二次 DNS サーバーがない場合、IP アドレスに 0.0.0.0 を入力します。DHCP のサーバー が 有効 である場合、このオプシ
ョンは淡色表示になって変更することができません。
RAC 名の 登
録
使用できる設定は、無効 と 有効 です。設定を切り換えるには、<c> を押します。デフォルト設定は 無効 です。デフォルトの RAC 名は RAC-サービスタグです。サービスタ
グ は、Dell サーバーのサービスタグ番号(例:RAC-EK00002)です。このオプションを選択すると、RAC 名が表示されます。RAC 名は 無効 設定から切り替えるときにの
み変更できます。このオプションが 有効 に設定されていると、<c> を 2 回押すことで RAC 名を変更できます。
静的ドメイン
名
デフォルト設定は 無効 です。デフォルトの静的ドメイン名は MYDOMAIN です。設定を切り換えるには、<f> を押します。このオプションを選択すると、静的ドメイン名が表
示されます。ドメイン名は無効 設定から切り替えるときにのみ <f> を押して変更できます。DHCP の使用(この表で前述)が 無効 になっている場合は、静的 ドメイン名 を
無効 に設定できません。RAC 名の登録 が 無効 の場合、このオプションは淡色表示になっているので変更できません。
仮想メディアの設定オプション
仮想メディア
仮想メディアが有効になっているのか無効なっているのかを示します。設定を切り換えるには、<e> を押します。