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表 B-4「DRAC 4 生成のイベントマスクビット定義」を参照してください。
<bmc マスク> には次のビット定義があります。
l ビット-0:1 = DRAC 4 と BMC との通信に関する警告と、DRAC 4 と BMC 間で喪失または復元された通信に関する警告を送信します。
l ビット-1:1 = DRAC 4 と BMC との通信が喪失した場合に警告を送信します。
l ビット-2: 予約済。
l ビット-3:予約済。
例
l 次の警告を定義する場合
¡ 重要な電圧センサーまたは温度センサー
¡ BMC との通信の喪失
この場合、使用するイベントマスクプロパティ値は 0x02244444 です。次のコマンドは、このプロパティ値を設定します。
racadm -g cfgUserAdmin -o
cfgUserAdminAlertFilterRacEventMask -i1 0x2244444
l 次の警告を定義する場合
¡ 重要イベント
¡ システム電源オフ
¡ ウォッチドッグタイマーがハング
この場合、使用するイベントマスクのプロパティ値は 0x00064444 です。次のコマンドは、このプロパティ値を設定します。
racadm -g cfgTraps -o cfgTrapsFilterSysEventMask -i1 0x00064444
システム生成の警告マスク定義
cfgTraps cfgTrapsFilter {Rac, Sys} EventMask プ ロパティは、署名なしの 32 ビット整数プロパティで、管理システム生成イベントのフィルタ情報を格納しています。表B-5 のビット定義
が適用されます。
表 B-5システム生成警告マスクビットの定義
<センサーマスク> のビット定義は次のとおりです。
l ビット-0:1 = 情報イベント(低重大度の範囲または通常に戻るなど)の警告を送信します。
l ビット-1:1 = 警告(非重要)イベントの警告を送信します。
l ビット-2:1 = 重要イベントの警告を送信します。
l ビット-3:予約済。
<状態マスク> のビット定義は次のとおりです。
ビット
データ
種類
28-31
DRAC 4 未定義
予約済み
24-27
DRAC 4 その他の警告
<その他のマスク>
20-23
DRAC 4 BMC の通信警告
<BMC マスク>
ビット
データ
Type
28-31
システム未定義
予約済み
24-27
システム未定義
予約済み
20-23
システム未定義
予約済み
16-19
システム状態警告
<状態マスク>
12-15
システム一般センサー
<センサーマスク>
8-11
システムファンセンサー
<センサーマスク>
4-7
システム電圧センサー
<センサーマスク>
0-3
システム温度センサー
<センサーマスク>