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表A-5 に、config サブコマンド オプションについて説明します。
表 A-5configサブコマンドオプションと説明
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します。
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、索引、またはその他の無効なデータベースメンバ
l racadm CLI トランスポートエラー
エラーがなかった場合、このサブコマンドは .cfg ファイル内の合計オブジェクト数と、書き込まれた設定オブジェクト数を返します。
getconfig サブコマンドの説明
getconfig サブコマンドを使うと、ユーザーは個別の DRAC 4 設定パラメータを取得するか、すべての設定グループを取得してファイルに保存できます。
入力
表A-6 に、getconfig サブコマンド オプションについて説明します。
表 A-6getconfigサブコマンドオプション
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します。
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、索引、またはその他の無効なデータベースメンバ
l racadm CLI トランスポートエラー
エラーが発生しなければ、指定した設定の内容が表示されます。
メモ: -f 、-s 、および -p オプションは serial/telnet コンソールではサポートされていません。
オプシ
ョン
説明
-f
-f <ファイル名 > オプションを使用すると、config は <ファイル名>で指定したファイルの内容を読み取り、DRAC 4 を設定します。ファイルの内容は 「構文解析規則」で指定した形式の
データでなければなりません。
-s
-s(同期)オプションは、ユーザーとパスワードデータベースを Server Administrator と同期させるように config に指示します (ユーザーパスワードが変更された場合)。
-p
パスワード オプションである -pは、設定が完了した後、config に config ファイル -f <ファイル名> に含まれているパスワード エントリを削除させます。
-g
-g <グループ名 >(グループオプション)は、-o オプションと一緒に使用する必要があります。<グループ名> は、設定するオブジェクトを含むグループを指定します。
-o
-o <オブジェクト名 > <値>(オブジェクトオプション)は、-g オプションと一緒に使用する必要があります。このオプションは、文字列 <
値
> で書き込まれるオブジェクト名を指定します。
-i
-i <インデックス>(インデックスオプション)はインデックス付きのグループのみに有効で、固有のグループを指定できます。 <index> は 1~16 の 10 進整数です。この場合、索引は
「名前付き」の値ではなく、索引値で指定されます。
-c
-c(チェックオプション)は config サブコマンドと一緒に使用し、ユーザーが .cfg ファイルの構文を解析して構文エラーを検出できるようにします。エラーが検出されたら、その行番号とエ
ラーの短い説明が表示されます。 DRAC 4 への書き込みは行われません。このオプションはチェックのみです。
オプ
ション
説明
-f
-f <ファイル名 >( ファイル名)オプションを使用すると、getconfig でファイル <ファイル名>が作成されます。その後、DRAC 4 からすべての設定データが読み取られて、<
ファイル名
>というファイルに保存されます。作成されたファイルは racadm config -f <ファイル名 > コマンドで使用できる形式です。
-p
-p (パスワード)オプションを使うと、getconfig で、そのファイルのユーザーパスワード(暗号化されて保存されており、解読不可)を除くすべてのパスワードの情報を含めることができま
す。# cfgUserAdmPassword 行は、パスワードは存在するが、パスワードテキストは表示できないことを示します。
-g
-g <グループ名 >(グループ オプション)を使用すると、単一グループの設定を表示できます。グループ名 は、racadm.cfg ファイルで使用されているグループの名前です。グループが
索引付きグループの場合は、-i オプションを使用してください。
-h
-h(ヘルプ)オプションは、使用可能な設定グループすべてを表示します。このオプションは、正確なグループ名を覚えていない場合に便利です。
-i
-i <インデックス>(インデックス オプション)は、インデックス付きのグループのみに有効で、固有のグループを指定できます。<
インデックス
> は 1~16 の 10 進数です。-i <インデッ
クス>を指定しなければ、グループに 1 の値が想定されます。これは複数のエントリを含んだテーブルです。この場合、索引は「名前付き」の値ではなく、索引値で指定されます。
-u
-u <ユーザー名>, (ユーザー名 オプション)を使うと、指定したユーザーの設定を表示できます。<
ユーザー名
> オプションはユーザーのログインユーザー名です。