Users Guide
表A-32 に、setrac サブコマンを示します。
表 A-32setrac
概要
racadm setrac [-h -o -T -d]
説明
setrac コマンドを使って管理下システム名、オペレーティングシステム名、またはオペレーティングシステムタイプを管理下システムから DRAC 4 に設定します。オプションが入力されていない場合に
は、4 つのパラメーターがすべて設定されます。-d オプションを使うと、ユーザーは実際にパラメータを DRAC 4 ファームウェアに書き込まずにパラメータを表示できます。入力できるオプションの組み
合わせに制限はありません。
入力
表A-33に、setrac サブコマンドオプションを示します。
表 A-33setracサブコマンドオプション
出力
管理システムから取得した値と、それが DRAC 4 に書き込まれるか、表示されているだけかを示すメッセージを表示します。
例
l racadm setrac -d - パラメーター値だけが表示されます。
l racadm setrac -h - 管理下システムから UTC 時刻および管理下システム名を取り出し、DRAC 4 に書き込みます。
sslcsrgen
表A-34 に、sslcsrgen サブコマンドについて説明します。
表 A-34sslcsrgen
サブコマンド
定義
setrac
管理下システムから DRAC 4 パラメータを設定します。リモートで使用する場合は、管理ステーションから DRAC 4 パラメータを設定します。
メモ: racadm setrac コマンドは、リモートで使用することはできません。
オプシ
ョン
説明
-h
管理下システムから「ホスト名」を取得し、DRAC 4 に書き込みます。このパラメータは、getsysinfo コマンドを使用し、オブジェクト ID インタフェースで config/getconfig を
[ifcRacManagedNodeOs] ifcRacMnOsHostname として使用すると表示できます。
-o
管理下システムから「OS 名」を取得し、DRAC 4 に書き込みます。このパラメーターは、オブジェクト ID インタフェースで config/getconfig を [ifcRacManagedNodeOs]
ifcRacMnOsName として使用することで表示できます。
-T
管理下システムから「OS のタイプ」を取得し、DRAC 4 に書き込みます。このパラメーターは、getsysinfo コマンドを使用したり、オブジェクト ID インタフェースで config/getconfig を
[ifcRacManagedNodeOs] ifcRacMnOsOsType として使用することで表示できます。
-d
-d(表示 )オプションを使うと、ユーザーは「ホスト名」、「OS 名」、および「OS の種類」を管理下システムから取得してこれらの項目だけを表示できます。パラメーターは DRAC 4 には書き
込まれません。-d オプションがその他のオプションとともに入力されている場合は、これらのパラメーターのみが表示されます。
メモ: このコマンドを使うには、DRAC 4 へのログイン 権限が必要です。
サブコマンド
説明
sslcsrgen
SSL CSR を生成してダウンロードします。