Users Guide
電子メール警告のテスト
電子メール警告は、次のコマンドで有効になります。「0」は無効、「1」は有効です。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminEmailEnable -i 2 1
racadm testemail -i 2
SNMP トラップ警告のテスト
SNMP トラップは次のコマンドで有効になります。「0」は無効、「1」は有効です。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsEnable -i 2 1
racadm testtrap -i 2
DRAC 4 ユーザーに権限を追加する
ユーザーに特定の管理権限(ロールベースの権限)を与えるには、まず「DRAC 4 ユーザーを追加する前に」に記述されている手順で使用可能なユーザーインデックスを探します。その後、新しいユー
ザー名とパスワードを使って次のコマンドラインを入力します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i <インデックス> <ユーザー名> <ユーザー権限のビットマスク番号>
DRAC 4 ネットワークプロパティの設定
次のコマンドを入力して、利用できるネットワークプロパティの一覧を取得します。
racadm getconfig -g cfgLanNetworking
DHCP を使用して IP アドレスを取得する場合は、このコマンドを使用してオブジェクト cfgNicUseDhcp を書き込んで有効にすることができます。また、静的 IP アドレス、ネットマスクおよびゲートウ
ェイを入力することもできます。
コマンドは、<Ctrl><d> の入力を求められたときに ROM が起動時に行うオプションと同じ設定機能を提供します。オプション ROM を使用したネットワークプロパティの設定については、「DRAC 4 ネ
ットワークプロパティの設定」を参照してください。
次に、LAN ネットワークプロパティの設定に入力できるコマンドの例を示します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicEnable 1
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 192.168.0.120
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicNetmask 255.255.255.0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicGateway 192.168.0.120
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicUseDhcp 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 192.168.0.5
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 192.168.0.6
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRegisterRac 1
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRacName RAC-EK00002
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSDomainNameFromDHCP 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSDomainName MYDOMAIN
よくあるお問い合わせ(FAQ)
表8-6 は、よくあるお問い合わせとその回答です。
表 8-6シリアルおよび racadm コマンドの使用:よくあるお問い合わせ( FAQ)
メモ: 指定のユーザー権限を有効にするためのビットマスク番号の一覧については、「表B-1」を参照してください。デフォルトのユーザー権限は 0 で、完全な管理権限が与えられます。
メモ: cfgNicEnable を 0 に設定すると、DHCP が有効になっていても DRAC 4 LAN は無効になります。