Users Guide
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コンソールリダイレクトの使用
Dell Remote Access Controller 4 Firmware Version 1.70 ユーザーズガイド
概要
コンソールリダイレクトの使用
よくあるお問い合わせ(FAQ)
概要
DRAC 4 コンソールリダイレクト機能を使うと、グラフィックまたはテキストモードでローカルサーバーコンソールにリモートでアクセスできます。
今日の優れたネットワークとインターネットのおかげで、定期メンテナンス実施のためにすべてのサーバーで作業する必要はなくなりました。別の町や地球の反対側にいても、デスクトップやラップトップ
からサーバーを管理できます。また、リモートから即座に他のユーザーと情報を共有することもできます。
コンソールリダイレクトの使用
コンソールリダイレクト ページは、ローカル管理ステーション側のキーボード、ビデオ、マウスを使って、リモート管理下システム側の対応するデバイスを制御するリモートシステムを管理するためのも
のです。この機能を仮想メディア機能と併用すると、リモートでソフトウェアのインストールを実行できます。コンソールリダイレクトセッションは最大 2 つまで同時に実行できます。コンソールリダイレクト
には、最低 128 Kbps の使用できるネットワーク帯域幅が必要です。
キーボード、ビデオ、マウスの暗号化
DRAC 4 ファームウェアバージョン 1.40 以降は、キーボード、ビデオ、マウス機能に、RC4 128 ビット暗号化を提供します。この暗号化機能は、管理下システムにおける DRAC 4 でのデータやビデ
オの交換時にセキュアな環境を提供します。すべてのキーボードおよびマウス機能は、デフォルトで暗号化されています。
128 ビットビデオ暗号化を有効にするには、次の racadm CLI コマンドを使用します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneConRedirEncryptEnable 1
128 ビットビデオ暗号化を無効にするには、次の racadm CLI コマンドを使用します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneConRedirEncryptEnable 0
詳細については、「cfgRacTuneConRedirEncryptEnable(読み取り / 書き込み)」を参照してください。
コンソールリダイレクトセッションの開始
1. 管理ステーションでウェブブラウザを開きます。
2. DRAC 4 に接続およびログインします。
3. ウィンドウの左側ペインで、コンソール をクリックします。
4. コンソールリダイレクト ページの手順を読み、これにしたがってコンソールリダイレクトセッションをスタートします。
5. コンソールリダイレクト ページにある情報を調べ(表6-2 および 表6-2 を参照)、コンソールリダイレクトセッションを現在使用できることを確認します。
表 6-1コンソールリダイレクトページの情報
注意: コンソールリダイレクトを使用する前に、 Sun™ Java™ Virtual Machine のプラグイン(バージョン 1.4.2 以降)を対応のすべてのウェブブラウザにインストールしてく
ださい。 さらに、ご使用のオペレーティングシステムの Java プラグインコントロールパネルで、Java キャッシュをクリアして無効にしてください。詳細については、「対応ウェブブ
ラウザの設定」および「Sun Java プラグインのインストール」を参照してください。
メモ: コンソールリダイレクトセッションを開いた際、管理下システムにはコンソールのリダイレクト状態は表示されません。
メモ: サポートされる Red Hat®Enterprise Linux®または Novell®システムでは、マウス矢印同期に既知の問題があります。マウスの同期に関する問題を最小限に抑えるために、す
べてのユーザーがデフォルトのマウス設定を使用するようにしてください。
メモ: 管理下システムに推奨される画面解像度は、256 色の 1024 x 768 ピクセルまたは 中 設定(16 ビット)です。
Information
説明
現在のコンソールリダイレクト状態
コンソールリダイレクトの状態を表示します。