Users Guide
3. DRAC 4 の DHCP が有効になっており、DHCP サーバーが提供する DNS を使用する場合は、次の racadm コマンドを入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 1
4. DRAC 4 で DHCP が無効になっている場合、または手動で DNS IP アドレスを入力する場合は、次の racadm コマンドを入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 <一次 DNS IP アドレス>
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 <二次 DNS IP アドレス>
標準スキーマの場合は、ドメインコントローラとグローバルカタログのみを指定します。標準スキーマでは関連オブジェクトの指定は適用されません。ユーザー役割グループが作成されるドメインコントロ
ーラを指定できます。IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名を指定します。ドメインコントローラは最大 4 つ指定できます。これらすべてのエントリが同じドメインを指す必要があります。ドメインコントロー
ラのみを指定する場合は、ユーザーとグループが同じドメイン上にあることが必要です。役割グループが別のドメインにある場合は、グローバルカタログサーバーも指定する必要があります。グローバル
カタログサーバーは最大 4 つ指定できます。ここでは IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名は指定できます。グローバルカタログサーバーのみも指定できます。
ドメインコントローラの SSL を有効にする
Microsoft Enterprise ルート CA を使ってすべてのドメインコントローラを SSL 証明書に自動的に割り当てる場合は、次の手順を実行して各ドメインコントローラで SSL を有効にする必要がありま
す。
1. ドメインコントローラに Microsoft エンタープライズのルート CA をインストールします。
a. スタート をクリックし、設定® コントロールパネル® アプリケーションの追加と削除 の順に選択します。
b. プログラムの追加と削除 ウィンドウで、Windows コンポーネントの追加 / 削除 をクリックします。
c. Windows コンポーネンウィザード で、証明書サービス チェックボックスをオンにします。
d. CA の種類 で エンタープライズのルート CA を選択して 次へ をクリックします。
e. この CA のコモンネームを選択し、次へ をクリックして、終了 をクリックします。
2. 各コントローラの SSL 証明書をインストールして、各ドメインコントローラで SSL を有効にします。
a. スタート をクリックし、設定® コントロールパネル® 管理者ツール® ドメインセキュリティポリシーを選択します。
b. 公開キーのポリシー フォルダを展開し、自動証明書要求の 設定 を右クリックして自動証明書要求 をクリックします。
c. 自動証明書要求の設定ウィザード で 次へ をクリックし、ドメインコントローラ を選択します。
d. 次へ をクリックして、完了 をクリックします。
ドメインコントローラルート CA 証明書のエクスポート
1. Microsoft Enterprise CA サービスを実行しているドメインコントローラを見つけます。
2. スタート をクリックし、ファイル名を指定して実行 を選択します。
3. ファイル名を指定して実行 のフィールドに「mmc」と入力し、OK をクリックします。
4. コンソール 1(MMC)ウィンドウで、ファイル(Windows 2000 システムでは コンソール)をクリックし、スナップインの追加 / 削除 を選択します。
5. スナップインの追加と削除 ウィンドウで 追加 をクリックします。
6. スタンドアロンスナップイン ウィンドウで 証明書 を選択して 追加 をクリックします。
7. コンピュータ アカウントを選択して 次へ をクリックします。
8. ローカルコンピュータ を選択して 完了 をクリックします。
9. OK をクリックします。
10. コンソール 1 ウィンドウで、証明書 フォルダを展開し、パーソナル フォルダを展開して、証明書 フォルダをクリックします。
11. ルート CA 証明書を見つけて右クリックし、すべてのタスク を選択して エクスポート をクリックします。
12. 証明書のエクスポート ウィザードで 次へ を選択し、いいえ、秘密キーをエクスポートしない を選択します。
メモ: システムで Windows 2000 が実行されている場合は、次の手順は異なっている可能性があります。