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トレースログには、DRAC 4 ファームウェア特有のエラーコード(内部 DRAC 4 ファームウェアに関連しているが、管理下システムのオペレーティングシステムには無関連)が含まれている場合もありま
す。内部 DRAC 4 オペレーティングシステムで報告されるネットワーク問題を診断するには、表4-30 を使用します。
表 4-30DRAC4ネットワークエラーコード
警告問題のトラブルシューティング
DRAC 4 警告の特定のタイプをトラブルシューティングするには、ログされた SNMP トラップを使用します。SNMP トラップで配信した内容はデフォルトで、Trace ログにログインされています。ただし、
SNMP ではトラップの配信を確認できないため、ネットワークアナライザや Microsoft の snmputil などのツールを使って、管理下システム上のパケットをトレースすることをお勧めします。
DRAC 4 ログメッセージ
管理者は DRAC 4 のログメッセージを使って、DRAC 4 から警告をデバッグできます。 表4-31 には DRAC 4 ログメッセージ ID 番号、メッセージ、および推奨する処置のリストを示します。
表 4-31DRAC4ログメッセージ
エラーコード
説明
0x5006
ENXIO:存在しないアドレスです。
0x5009
EBADS:ソケット記述子が無効です。
0x500D
EACCESS:アクセスが拒否されました。
0x5011
EEXIST:二重エントリです。
0x5016
EINVALID:引数が無効です。
0x5017
ENFILE:内部テーブルのスペースが不足しています。
0x5020
EPIPE:接続に不具合があります。
0x5023
EWOULDBLOCK:動作はブロックモードになります。ソケットはノンブロッキングモードです。
0x5024
EINPROGRESS:ソケットはノンブロッキングモードです。接続をすぐに完了できません。
0x5025
EALREADY:ソケットはノンブロッキングモードです。前の接続の試行を完了していません。
0x5027
EDESTADDRREQ:送信先アドレスが無効です。
0x5028
EMSGSIZE:メッセージが長すぎます。
0x5029
EPROTOTYPE:ソケットのプロトコルタイプが不正です。
0x502A
ENOPROTOOPT:プロトコル使用できません。
0x502B
EPROTONO SUPPORT:プロトコルがサポートされていません。
0x502D
EOPNOTSUPP:要求した動作はこのタイプのソケットでは無効です。
0x502F
EAFNOSUPPORT:アドレスファミリがサポートされていません。
0x5030
EADDRINUSE:既に使用中のアドレスです。
0x5031
EADDRNOTAVAIL:アドレスを使用できません。
0x5033
ENETUNREACH:宛先ネットワークに到達できません。
0x5035
ECONNABORTED:接続はピアにより中断されました。
0x5036
ECONNRESET:接続はピアによりリセットされました。
0x5037
ENOBUFS:内部バッファが必要ですが、割り当てできません。
0x5038
EISCONN:ソケットは既に接続済みです。
0x5039
ENOTCONN:ソケットが未接続です。
0x503B
ETOOMANYREFS:リファレンス超過で、スプライスできません。
0x503C
ETIMEDOUT:接続タイムアウト。
0x503D
ECONNREFUSED:接続試行が拒否されました。
0x5041
EHOSTUNREACH:宛先ホストに到達できませんでした。
0x5046
ENIDOWN:NI_INIT が -1 を返しました。
0x5047
ENMTU:MTU が無効です。
0x5048
ENHWL:ハードウェア長が無効です。
0x5049
ENNOFIND:指定されたルートが見つかりません。
0x504A
ECOLL:選択呼び出しでコリジョンが発生しました。この条件は別のタスクで選択済みです。
0x504B
ETID:タスク ID が無効です。
メモ: 表4-31 では、文字「L」が メッセージ ID 行に表示されることがあります。「L」は、重大度レベルまたは W(警告)、E(エラー)S(重大)、F(致命的)、A(一定)のいずれかのメッセージの
タイプを示します。
メッセージ
説明
推奨する処置