Users Guide
DRAC 4 ソフトウェアをインストールするには、次の手順を実行してください。
1. システム BIOS をアップデートします。
2. 管理下システムでソフトウェアをインストールします。「管理下システムのソフトウェアのインストール」を参照してください。
3. 管理ステーションでソフトウェアをインストールします。「管理ステーションのソフトウェアのインストール」を参照してください。
DRAC 4 ソフトウェアの設定
DRAC 4 ソフトウェアを設定するには、次の手順を実行してください。
1. 次のいずれかの設定ツールを選択します。
l Web インタフェース
l racadm CLI
l シリアル /Telnet コンソール
l オペレーティングシステムユーティリティ(オプションROM)
2. DRAC 4 ネットワーク設定を設定します。「DRAC 4 ネットワークの設定」を参照してください。
3. DRAC 4 ユーザーを追加および設定します。「DRAC 4 ユーザーの追加と設定」を参照してください。
4. Web ベースのインタフェースに接続するように Web ブラウザを設定します。「対応ウェブブラウザの設定」を参照してください。
5. Sun Java プラグインをインストールします。「Sun Java プラグインのインストール」を参照してください。
6. Windows 自動再起動オプションを無効にします。「Windows 自動再起動オプションを無効にする」を参照してください。
7. DRAC 4 ファームウェアをアップデートします。「DRAC 4 ファームウェアのアップデート」を参照します。
8. ネットワーク経由で DRAC 4 にアクセスします。「ネットワーク経由による DRAC 4 へのアクセス」を参照してください。
DHCP を使用した、DNS でのDRAC ホスト名の登録
DRAC 4 バージョン 1.40以降では、DRAC の DNS 名を DNS サーバーデータベースに動的に登録するよう、DHCP サーバーを設定することができます。DHCP と DNS サーバーの両方で暗号化
を有効にすることで、DRAC の DNS 名をセキュア環境で登録できます。
DRAC を設定して DHCP サーバー で DNS データベースをアップデートできるようにするには、cfgNicUseDhcp のオブジェクト値を 1 (TRUE) に設定し、cfgDNSRegisterRac オブジェクト値
を 0 (FALSE) に設定します。このように設定すると、DRAC から DHCP サーバーに cfgDNSRacName が送られます。オブジェクトのプロパティ設定に関する情報は、「cfgLanNetworking」を
参照してください。
管理下システムのソフトウェアのインストール
管理下システムのソフトウェアのインストールはオプションです。Managed System Software がないと、RACADM をローカルで使用したり、RAC が前回クラッシュ画面をキャプチャできません。
Managed System Software をインストールするには、『Dell Systems Console and Agent CD』を使って管理下システムにソフトウェアをインストールします。このソフトウェアのインストール
方法の手順に関しては、『クイックインストールガイド』または『Server Administator ユーザーズガイド』を参照してください。
Managed System Software は、管理下システムにある Server Administrator の該当するバージョン、該当する DRAC 4 エージェント、または DRAC 4 エージェントのみ、のいずれか選択さ
れたコンポーネントをインストールします。
注意: 複数の DRAC 設定ツールを同時に使用すると、不測の結果が生じることがあります。
メモ: Sun Java プラグインは、コンソールリダイレクト機能を使用する場合にのみ必要です。
メモ: DRAC を設定する際、DHCP サーバーにも DNS データベースのアップデートを実施するよう設定してください。