Users Guide
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DRAC 4 概要
Dell Remote Access Controller 4 ファームウェアバージョン 1.60 ユーザーズガイド
TheDell™RemoteAccessController4(DRAC 4)はシステム管理ハードウェアおよびソフトウェアのソリューションで、DellPowerEdge™システムのリモート管理機能、クラッシュしたシステ
ムの回復機能、電力コントロール機能を提供するように設計されています。
DRAC 4 は、システムのベースボード管理コントローラ(BMC)と通信して、電圧、温度、およびファン速度に関する警告やエラーを電子メールで通知するように設定できます。DRAC 4 はイベントデータ
と最新のクラッシュ画面(Microsoft®Windows®オペレーティングシステムを実行中のシステムのみ)もログに記録するので、システムクラッシュの原因分析に役立ちます。
システムに応じて、DRAC 4 ハードウェアにドーターカード(DRAC 4/I)またはハーフレングス PCI カード(DRAC 4/P)を使用します。DRAC 4/I と DRAC 4/P はハードウェア上の違いを除いては全
く同じです(「DRAC 4 ハードウェア機能」を参照)。
DRAC 4 は独自のマイクロプロセッサとメモリを搭載し、インストール先のシステムで作動します。DRAC 4 はシステムに既にインストールされている場合と、キットで別途配布される場合があります。
DRAC 4 を起動するには、「DRAC 4 のインストールと設定」を参照してください。
このリリースの DRAC 4 の新機能
このリリースの DRAC 4 ファームウェアバージョン 1.60 は、
l Microsoft Windows Server®2008 をサポートします。
l ユーザーが LDAP またはグローバルカタログサーバーを指定してユーザー認証を扱うことができるようにするオプションをサポートします。
l LDAP サーバーおよびグローバルカタログサーバーのリストを指定する機能を提供します。
l Microsoft Windows オペレーティングシステムのクラッシュダンプを開始するための新規マクロである <RightCtrl>+<ScrlLock><ScrlLock> キーコードシーケンスをサポートします。
詳細に関しては、http://support.microsoft.com/kb/256986/ の Microsoft Knowledge Base を参照してください。
l DellPowerVault™100上で DRAC 4/P をサポートします。
DRAC 4 ハードウェア機能
図 1-1 には DRAC 4/I ハードウェア機能、図 1-2 には DRAC 4/P ハードウェア機能を示します。
図 1-1. DRAC 4/I ハードウェア機能
このリリースの DRAC 4 の新機能
DRAC 4 ハードウェア機能
ハードウェア仕様
対応リモートアクセス接続
DRAC 4 セキュリティ機能
対応プラットフォーム
対応オペレーティングシステム
対応ウェブブラウザ
機能
必要なその他のマニュアル
メモ: 追加のキー入力を行う間、<RightCtrl> キーは押さえたままにして下さい。