Users Guide
coredump
表 A-7 に coredump サブコマンドを示します。
表 A-7. coredump
構文概要
racadm coredump
説明
coredump サブコマンドは、最後にバスエラーが発生したときに記録されたレジスタ値などの詳細情報を表示します。バスエラーが発生していない場合や、そのデータがクリアされている場合は、
No CORE dump available(コアダンプはありません) というメッセージが表示されます。
このバスエラー情報は、DRAC 4 のパワーサイクルを通じて固定しています。つまり、データは次の事態が生じるまで DRAC 4 のフラッシュメモリに残ります。
l coredumpdelete サブコマンドを使ってクリアされました。
l 別のバスエラーが発生して、以前の情報が最新のバスエラー情報と置き換えられました。
この情報の削除方法については、coredumpdelete サブコマンドを参照してください。
出力例
FW d_cmdCoreDump:
最後のコアダンプ 2004 年 10 月 23 日(水)15:49:41 GMT-05:00
データ アクセス実行中止: 'IPEV' -#005E0000
---------------------------------------------------------------
CPSR = A0000013 (Nzcv if SVC32) SP =018616DC LR =01023C34
R0 =D000AEB2 R1 =01151C1C R2 =0186179C R3 =00000007 R4 =01861700
R5 =C854E35C R6 =018617A0 R7 =00000011 R8 =01383C44 R9 =F1C729C6
メモ: このコマンドを使用するには、デバッグコマンドの実行権限が必要です。
サブコマンド
定義
coredump
前回の DRAC 4 コアダンプを表示します。