Users Guide
l racadm CLI トランスポートエラー
エラーがなかった場合、このサブコマンドは .cfg ファイル内の合計オブジェクト数と、書き込まれた設定オブジェクト数を返します。
getconfig サブコマンドの説明
getconfig 4 サブコマンドを使うと、ユーザーは個別の DRAC 4 設定パラメータを取得するか、すべての設定グループを取得してファイルに保存できます。
入力
表 A-6 で getconfig サブコマンドのオプションについて説明します。
表 A-6. getconfig サブコマンドオプション
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します。
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、インデックスまたはその他の無効なデータベースメンバー
l racadm CLI トランスポートエラー
エラーが見つからなかった場合、このサブコマンドは指定の設定の内容を表示します。
例
l racadm getconfig -g cfgLanNetworking – グループ cfgLanNetworking に含まれているすべての設定パラメータ(オブジェクト)を表示します。
l racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 10.35.10.100 – cfgNicIpAddress 設定パラメータ(オブジェクト)を 10.35.10.110 に設定します。この
IP アドレスオブジェクトは cfgLanNetworking グループにあります。
l racadm getconfig -f myrac.cfg — すべての設定オブジェクトを、DRAC4グループ設定パラメータから myrac.cfg へ書き込みます。
l racadm config -f myrac.cfg – DRAC 4 を設定または再設定します。DRAC 4 が複製されるように正しく設定されている場合には、myrac.cfg ファイルを前の例で指定したコマンド
から作成できます。解析規則に従っていれば、myrac.cfg ファイルを手動で編集することもできます。
l racadm getconfig -h – DRAC 4 で使用できる設定グループのリストを表示します。
l racadm getconfig -u root – root という名前のユーザーの設定パラメーターを表示します。
オプ
ショ
ン
説明
-f
-f <ファイル名>、または ファイル名 オプションを使用すると、getconfig がファイル <ファイル名>を作成します。その後、DRAC 4 からすべての設定データを読み取って<ファイ
ル名>というファイルに送信します。作成されたファイルは racadm config -f <ファイル名> コマンドと一緒に使用できる形式です。
-p
-p 、または パスワードオプションを使うと、getconfig で、そのファイルのユーザーパスワード(暗号化されて保存されており、解読不可)を除くすべてのパスワードの情報を含めるこ
とができます。# cfgUserAdmPassword 行は、パスワードは存在するが、パスワードテキストは表示できないことを示します。
-g
-g <グループ名>、または グループ オプションは、単一グループの設定を表示する場合に使用できます。グループ名 は、racadm.cfg ファイルで使用されているグループの名前
です。グループがインデックスグループの場合は、-i オプションを使用してください。
-h
-h、またはヘルプオプションには、使用できるすべての設定グループが一覧表示されます。このオプションは、正確なグループ名を覚えていない場合に便利です。
-i
-i <インデックス>、またはインデックスオプションは、インデックス付きのグループのみに有効で、固有のグループを指定するために使用できます。<インデックス> は 1 ~ 16 の
10 進数です。-i <インデックス>を指定しないと、グループには 1 の値が想定されます。これは複数のエントリがあるテーブルです。インデックスは、「名前付き」値ではなく、インデッ
クス値で指定されます。
-u
-u <ユーザー名 >、またはユーザー名 オプションは、指定したユーザーの設定を表示するために使用できます。<ユーザー名> オプションはそのユーザーのログインユーザー名で
す。
メモ: myrac.cfg にパスワード情報は含まれていません。この情報をファイルに含めるには、手動で入力する必要があります。パスワード情報を myrac.cfg ファイルから削除す
る場合、-p オプションを使用します。