Users Guide
racadm CLI を使用するとき、racadm helpと入力して racadm サブコマンドリスト全体を表示すると、DRAC 4 がサポートするすべてのコマンドが一覧になります。次項には、racadm コマンドの
使い方に関する情報を示します。
racadm コマンドの説明
表 8-2. racadm コマンド
オプションがない場合、racadm コマンド は help コマンドを実行し、使用可能なコマンドのリストと、各コマンドの説明を 1 行つづ表示します。<サブコマンド> の構文とコマンドラインオプションを表示
するには、racadm help <サブコマンド> と入力します。
racadm CLI をリモートで使用
racadm CLI には、管理下システムに接続して、リモートコンソールまたは管理ステーションから racadm サブコマンドを実行できるリモート機能オプション(-r)があります。リモート機能を使うには、
有効なユーザー名(-u オプション)、パスワード(-p オプション)、および管理下システムの IP アドレスが必要です。
racadm getconfig -f <ファイル名>
または
racadm sslcertupload -t 1 -f c:¥cert¥cert.txt サブコマンド
racadm の構文概要
racadm <オプション> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
racadm <オプション> [-u <ユーザー名>] -p <パスワード> -r <RAC IP アドレス> <サブコマンド>
racadm <オプション> -i -r <RAC IP アドレス> <サブコマンド> または DRAC 4 HTTPS ポート番号が変更されている場合は、
racadm <オプション> -i -r <RAC IP アドレス>:<新しいポート番号> <サブコマンド>
racadm <オプション> -r <RAC IP アドレス> <サブコマンド>
racadm オプション
メモ: DOS racadm コマンドライン機能を使用するには、MS-DOS のバージョン 6.22 が必要です。DOS racadm の出力をひとつの画面に制限したい場合は、MS-DOS more.com の
ユーティリティを使用してください。プロンプトが表示されたらコマンド a: racadm help | more を入力します。
コマンド
説明
racadm
DRAC 4 のコマンドラインの状態と設定ユーティリティ。
注意: racadm のリモート機能を使用する前に、DRAC 4 の IP アドレスを設定してください。必要なその他の文書リストなど、DRAC 4 の初期設定の詳細に関しては、「DRAC 4 のインスト
ールおよび設定」を参照してください。
メモ: racadm リモート機能は、管理ステーション上でのみサポートされます。詳細については、「対応ウェブブラウザ」を参照してください。
メモ: racadm リモート機能を使用する場合は、たとえば以下のようなファイル操作を含む racadm サブコマンドを使用しているフォルダへの書込み許可が必要です。