Users Guide
LDAP サーバーを指定するには、以下のようにタイプします。
racadm config -g cfgActive Directory -o cfgADDomainController <完全修飾ドメイン名または IP アドレス>
グローバルカタログサーバーを指定するには、以下のようにタイプします。
racadm config -g cfgActive Directory -o cfgGlobalCatalog <完全修飾ドメイン名または IP アドレス>
3. DRAC 4 で DHCP が有効になり、DHCP サーバーが提供する DNS を使用する場合は、次の racadm コマンドを入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 1
4. DHCP が DRAC 4 で無効、または手動で DNS IP アドレスを入力する場合には、次の racadm コマンドを入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 <一次 DNS IP アドレス>
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 <二次 DNS IP アドレス>
標準スキーマ Active Directory 概要
図5-4 に示されるように、Active Directory の統合のために標準スキーマを使用するには、Active Directory と DRAC 4 の両方で設定が必要です。Active Directory 側では、スタンダードグル
ープオブジェクトが役割グループとして使用されます。DRAC 4 アクセスを持つユーザーは、役割グループのメンバーです。このユーザーに特定の DRAC 4 カードへのアクセスを与えるためには、役
割グループ名とそのドメイン名を、特定の DRAC 4 カード上で設定する必要があります。拡張スキーマソリューションとは異なり、役割と特権レベルは Active Directory ではなく各 DRAC 4 カード上
で定義されます。各 DRAC 4 について、5 つまでの役割グループを設定および定義できます。表B-3 は、役割グループの特権レベルを示し、表5-8 はデフォルト役割グループ設定を示します。
図 5-4. Microsoft Active Directory および標準スキーマを使った DRAC 4 の設定
メモ: IP アドレスを 0.0.0.0 と指定すると、DRAC 4 はサーバーの検索を行いません。
メモ: コンマで区切った LDAP またはグローバルカタログサーバーのリストを指定することができます。DRAC 4 では、3 個までの IP アドレスまたはホスト名を指定できます。
メモ: LDAPS がすべてのドメインおよびアプリケーションに対して正しく設定されていない場合、有効にすると既存のアプリケーション / ドメインの機能中に予期せぬ結果になることがあ
ります。
メモ: 標準スキーマは、racadm CLI ツールからのみ有効にできます。詳細に関しては、「標準スキーマ Active Directory および racadm CLI を使った DRAC 4 の設定」を参照してくだ
さい。