Users Guide
DRAC 4 ログ ページには、次のボタンが含まれています(表 4-26を参照)。
表 4-26. DRAC 4 ログボタン
システムの前回クラッシュ画面の表示
前回のクラッシュ画面を表示するときに、前回クラッシュ画面 ページを使用すると、システムクラッシュに至ったイベントに関する情報を取得できます。前回システムクラッシュ情報は、DRAC 4 メモリ
に保存されリモートからアクセスできます。システムクラッシュが発生した日付は、前回クラッシュ画面に表示されます。
前回クラッシュ画面 ページの右上に次のボタンがあります(表 4-27 を参照)。
表 4-27. 前回クラッシュ画面ページのボタン
診断コンソールの使い方
DRAC 4 は Microsoft Windowsまたは Red Hat Enterprise Linux システムにあるようなネットワーク診断ツールの基本パッケージを提供しています。DRAC 4 の Web インタフェースを使用
して、診断 タブをクリックすると、以下のネットワークデバッグツールにアクセスできます。
診断コンソールによって、デバッグおよびページングを実行できます。表4-28 に 診断コンソール ページで使用可能なオプションが表示されています。
表 4-28. 診断コマンド
ボタン
処置
印刷
DRAC 4 ログ ページを印刷します。
ログのクリア
DRAC 4 ログ エントリをクリアします。
メモ: ログのクリアボタンは、ログのクリア権限がある場合にのみ表示されます。
名前を付 けて
保存
ポップアップウィンドウが開き、DRAC 4 ログ を選択したディレクトリに保存できます。
更新
DRAC 4 ログ エントリを再ロードします。
注意: 前回クラッシュ画面をキャプチャするには、Managed System Software がインストールされている必要があります。
ボタン
処置
印刷
前回クラッシュ画 面 ページを印刷します。
名前を付 けて保存
ポップアップウィンドウが開き、選択したディレクトリに前回クラッシュ画面 を保存できます。
更新
前回クラッシュ画 面 ページを再ロードします。
前回クラッシュ画 面の削除
前回クラッシュ画 面 ページを削除します。
メモ: ウォッチドッグタイマーは変動するため、システムリセットタイマーが 30 秒未満の値に設定されている場合は、前回クラッシュ画面 がキャプチャされない確率が高くなります。Server
Administrator と IT Assistant でシステムリセットタイマーを 30 秒以上に設定して、前回クラッシュ画 面 が正しく機能することを確認します。追加情報については、「前回クラッシュ画面
をキャプチャするように管理下システムを設定する」を参照してください。
メモ: 次のコマンドの 1 つを入力して 送信 をクリックします。デバッグタスクの結果は、ページの下の 診断コマンドの結果 に表示されます。
コマンド
説明
arp
ARP (Address Resolution Protocol) テーブルの内容を表示します。ARP エントリの追加や削除はできません。
ifconfig
ネットワークインタフェーステーブルの内容を表示します。
netstat
ルーティングテーブルの内容を印刷します。NetStat オプションの右のテキストフィールドにオプションのインタフェース番号を入力すると、インタフェース間のトラフィック、バッ
ファの使用などのネットワークインタフェースに関する追加情報が印刷されます。
ping <IP アドレ
ス>
送信先 IP アドレスに、現在のルーティングテーブルの内容が含まれた DRAC 4 からアクセス可能であることを確認します。送信先 IP アドレス は、このオプションの右側のフ
ィールドに入力する必要があります。インターネットコントロールメッセージプロトコル(ICMP)エコーパケットは、現在のルーティングテーブルの内容に基づいて送信先 IP アドレ
スに送信されます。
getcoredump
前回コントローラがクラッシュしたときに記録されたレジスタ値とメモリマップなどの詳細情報を含んだ前回のコントローラクラッシュを表示します。以前にコントローラがクラッシュ
していない場合や、データが削除されている場合には、「コアダンプを使用できません」というメッセージが表示されます。