Users Guide
出力をシリアルポートにリダイレクトするようにシステムセットアップユーティリティを設定するには、次の手順に従ってください。
1. システムをオンにするか、再スタートします。
2. 次のメッセージが表示されたら、ただちに <F2> を押します。
<F2>=セットアップユーティリティ
3. 下にスクロールし、<Enter>を押して オンボードデバイス を選択します。
4. サブメニューで、シリアルポート 1 にスクロールして RAC に設定します。
5. 下へスクロールし、コンソールリダイレクト を選択します。
6. コンソールリダイレクト 画面を次のように設定します。
コンソールリダイレクト – シリアルポート 1
起動後のリダイレクト – 無効
7. セットアップユーティリティを終了するには <Esc> を押し、セットアップユーティリティの設定を完了します。
起動中のシリアルリダイレクトに使用する Red Hat Enterprise Linux Minicom の設定
次の手順を実行して、/etc/grub.conf ファイルを編集します。サンプルファイル(表 3-1参照)は、本手順で説明されている変更を示します。
1. 次の 2 行をファイルの一般設定セクションに追加します。
serial --unit=0 --speed=57600
terminal --timeout=10 serial
2. カーネル行に 2 つのオプションを付け加えます。
kernel ............. console=ttyS0,57600
3. /etc/grub.conf に splashimage ディレクティブがある場合は、それをコメントアウトします。
表 3-1. サンプルファイル:/etc/grub.con
メモ: セットアップユーティリティをconnect serial/telnet コマンドと一緒に設定する必要があります。
メモ: 次の手順は、Red Hat Enterprise Linux GRand Unified Bootloader (GRUB) 用です。別のブートローダーを使用する場合も、同様の変更が必要です。
メモ: クライアント VT100 エミュレーションウィンドウを設定する場合は、テキストが正しく表示されるように、リダイレクトされたコンソールを表示するウィンドウまたはアプリケーションを 25 行
x 80 列に設定してください。このように設定しないと、画面の文字化けが発生することがあります。
#grub.confgeneratedbyanaconda
#(grub.conf(anaconda 生成))
#
Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file
(このファイルに変更を加えた後、brub を再実行する必要はありません。)
# NOTICE:Youdonothavea/bootpartition.Thismeansthat
#allkernelandinitrdpathsarerelativeto/,e.g.
#( 注意:/boot パーティションがありません。これは
#すべての kernel および initrd パスは / に相対しています。例:)
#root (hd0,0)
#kernel/boot/vmlinuz-version ro root=/dev/sdal
#initrd/boot/initrd-version.img
#boot=/dev/sda
default=0
timeout=10
#splashimage=(hd0,2)/grub/splash.xpm.gz
serial --unit=0 --speed=57600
terminal --timeout=10 serial