Users Guide
コンソールに接続する準備ができています。
telnet コンソールリダイレクトに使用する Red Hat Enterprise Linux XTerm の設定
Red Hat Enterprise Linux を実行しているシステムで telnet を実行するには、次の手順を実行してください。
1. 新しい Xterm セッションを開始するには、コマンドプロンプトで xterm & と入力します。
2. ウィンドウの右下隅をドラッグし、80 x 25 にサイズ変更してから telnet を使用します。サイズ変更するには、マウスを使って右下隅をドラッグします。
Red Hat Enterprise Linux Xterm は、telnet を使って管理下システムの DRAC 4 に接続する準備ができています。
DRAC 4 に接続するには、Xterm プロンプが表示されたら、telnet <DRAC 4 IP アドレス>と入力します。
telnet コンソールリダイレクト用に Microsoft Telnet を有効にする
Microsoft telnet では、Windows コンポーネントサービス で telnet をまず有効にする必要があります。
telnet を有効にしたら、次の手順にしたがって DRAC 4 に接続します。
1. コマンドプロンプトを開きます。
2. 以下を入力して <Enter>を押します。
telnet <IP アドレス>:<ポート番号>
<IP アドレス> は DRAC 4 の IP アドレスで、<ポート番号>は telnet のポート番号です(新しいポートを使用している場合)。
シリアルまたは telnet コンソールの使い方
シリアル および telnet コマンドと racadm CLI は、シリアルまたは telnet コンソールで入力できます。上記のコマンドは、サーバー上でローカルまたはリモートから実行できます。ローカル racadm
CLI は、ルートユーザー専用にインストールされています。シリアル /telnet コマンドおよび racadm CLI の詳細については、「シリアルおよび racadm コマンドの使い方」を参照してください。
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メモ:telnet コンソール経由で connect com2 コマンドを使ってシステム設定画面を表示する場合は、システム設定と telnet セッションで、ターミナルタイプを ANSI に設定します。
メモ:テキストが正しく表示されるように、Dell では Red Hat Enterprise Linux のインストールで提供されるデフォルトウィンドウでなく、Xterm ウィンドウを使って telnet コンソールを表示すること
をお奨めします。
メモ:Microsoft オペレーティングシステム環境の telnet クライアントの中には、BIOS コンソールリダイレクトが VT100 のエミュレーションに設定されていると、BIOS 設定画面が正しく表示され
ない場合があります。この問題は、BIOS コンソールリダイレクトを ANSI モードに変えると解決されます。BIOS 設定メニューから、コンソールリダイレクト ® リモートターミナルの種類 ®
ANSIの順に選択します。
メモ:Windows XP または Windows 2003 を実行中に DRAC 4 telnet セッションの文字に問題のある場合、Microsoft サポートウェブサイトsupport.microsoft.com でサポート技術情報
824810 を検索してください。ホットフィックスが入手できます。この問題は、ログイン時にフリーズする状態となって表れる場合があります(リターンキーが応答せず、パスワードプロンプトは表示
されません)。
メモ:Windows 2000 を実行している管理ステーションで <F2> キーを押しても、BIOS 設定を入力できません。この不具合は、Microsoft から無料でダウンロードできるWindows Services for
UNIX®3.5 に同梱されている telnet クライアントを使用すると解決します。UNIX 3.5 の Windows サービスは、www.microsoft.com/windows/sfu/downloads/default.asp からダウンロー
ドできます。
メモ:telnet ログインに失敗すると、このセッションはログイン失敗以降の約 1 分間に可能な最大 4 回のセッションの 1 つとして数えられます。有効なセッションを3 回行っている場合、今回の無
効なセッションにより次の 1 分間はログインできません。