Users Guide
管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアの設定
DRAC 4 は、次のいずれかのタイプのターミナルエミュレーションソフトウェアを実行中の管理ステーションからのシリアルまたは telnet テキストコンソールをサポートしています。
l Xterm での Red Hat Enterprise Linux Minicom
l Hilgraeve の HyperTerminal Private Edition(バージョン 6.3)
l Xterm での Red Hat Enterprise Linux Telnet
l Microsoft Telnet
使用するタイプのターミナルソフトウェアを設定するには、以下項の手順に従ってください。Microsoft の telnet を使用する場合には、設定は不要です。
シリアルコンソールエミュレーションに使用する Red Hat Enterprise Linux Minicom の設定
Minicom は Red Hat Enterprise Linux のシリアルポートアクセスユーティリティです。以下の手順は、Minicom のバージョン 1.8 に使用できます。他のバージョンでは若干異なる場合がありますが、
基本的な設定方法は同じです。他のバージョンの Minicom を設定するには、「シリアルコンソールエミュレーションに必要な Minicom の設定」を参照してください。
シリアルコンソールエミュレーションに使用する Minicom バージョン 1.8 の設定
1. 新しい Xterm セッションを開始するには、コマンドプロンプトで xterm & と入力します。
2. Xterm ウィンドウで、マウスの矢印をウィンドウの右下隅に移動し、ウィンドウサイズを 80 x 25 に変更します。
3. Minicom の設定ファイルがない場合には、次のステップに進みます。
Minicom 設定ファイルがある場合は、minicom <Minicom config ファイル名>と入力して、手順 17 に進みます。
4. Xterm コマンドプロンプトで minicom-s と入力します。
5. シリアルポートセットアップ を選択して、<Enter>を押します。
6. <a>を押して、該当するシリアルデバイスを選択します(例:/dev/ttySo)。
7. <e>を押して、Bps/Par/Bits オプションを 115200 8N1 に設定します。
8. <f>を押して、ハードウェアフロー制御 を はい に設定し、ソフトウェアフロー制御 を いいえ に設定します。
9. シリアルポートセットアップ を終了するには、<Enter>を押します。
10. モデムとダイヤル を選択して、<Enter>を押します。
11. モデムダイヤルとパラメーターのセットアップ メニューで、<Backspace>を押して 初期化、リセット、接続 、および 切断 設定をクリアすると、設定が空白になります。
12. <Enter> を押して空白の値をそれぞれ保存します。
13. 指定のフィールドをすべてクリアする場合は、<Enter >を押して モデムダイヤルとパラメータのセットアップ メニューを終了します。
14. セットアップを config_name として保存 を選択して、<Enter>を押します。
15. Minicom から終了 を選択して、<Enter>を押します。
CTS(Clear To Send)
8
7
SG(Signal Ground)
5
5
DSR(Data Set Ready)
6
4
CD(Carrier Detect)
1
4
DTR(Data Terminal Ready)
4
1 および 6
メモ:テキストが正しく表示されるように、Dell では Red Hat Enterprise Linux のインストールで提供されるデフォルトウィンドウでなく、Xterm ウィンドウを使って telnet コンソールを表示すること
をお勧めします。