Users Guide
暗号スキームのサポート
DRAC 4 SSH の実装は複数の暗号スキームをサポートします。
l 非対称暗号
¡ Diffie-Hellman DSA/DSS 512-1024(ランダム)ビット(NIST 仕様当り)
l 対称暗号
¡ AES256-CBC
¡ RIJNDAEL256-CBC
¡ AES192-CBC
¡ RIJNDAEL192-CBC
¡ AES128-CBC
¡ RIJNDAEL128-CBC
¡ BLOWFISH-128-CBC
¡ 3DES-192-CBC
¡ ARCFOUR-128
l メッセージの整合性
¡ HMAC-SHA1-160
¡ HMAC-SHA1-96
¡ HMAC-MD5-128
¡ HMAC-MD5-96
l 認証
¡ パスワード
¡ SSHv2(SSHv1 はサポートされていません)
ローカルシリアルポートまたは Telnet 管理ステーション(クライアントシステム)を使った管理下システムへの
接続
管理下システムでは、システム上の DRAC 4 とシリアルポート間でのアクセスが可能で、管理下システムの電源オン、電源オフ、リセット、およびログへのアクセスが可能になります。
シリアルコンソールは、管理下システムの外付けのシリアルコネクタを使って DRAC 4 で使用できます。アクティブなシリアルクライアントシステム(管理ステーション)は 1 つだけです。
telnet および SSH コンソールは、DRAC 4 NIC を使って DRAC 4 で使用できます。telnet クライアントシステム 4 台までと、SSH クライアント 1 つを 1 度に接続することができます。
管理ステーションが管理下システムのシリアルまたは telnet コンソールに接続するには、管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアを使用する必要があります(詳細に関しては、「管理
ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアの設定」を参照してください)。
次のサブセクションでは、ターミナルソフトウェアとヌルモデムケーブルを使って管理下システムの外付けのシリアルポートを経由するか、管理下システムの DRAC 4 NIC でターミナルソフトウェアを使
った telnet 経由で管理ステーションを管理下システムに接続する方法を説明します。
DB-9 ケーブルの接続
シリアルテキストコンソールを使って管理下システムに接続するには、DB-9 ヌルモデムケーブルを管理下システムで使用中の COM ポートに接続します。DB-9 ケーブルのすべてが、この接続に必要
なピン配置 / 信号を備えているわけではありません。この接続用の DB-9 ケーブルは、表3-4 で示した仕様に一致している必要があります。
表 3-4. DB-9 ヌルモデムケーブルに必要なピンアウト
メモ:このケーブルは、DRAC 4 シリアルコンソールが無効になっている状態では、BIOS テキストコンソールリダイレクトにも使用できます。
信号名
DB-9 ピン( サーバーピン)
DB-9 ピン( ワークステーションピン)
FG(Frame Ground)
–
–
TD(Transmit Data)
3
2
RD(Receive Data)
2
3
RTS(Request To Send)
7
8