Users Guide
概要
racadm racresetcfg
説明
racresetcfg コマンドはユーザーが設定したデータベースプロパティのエントリをすべて削除します。データベースには、カードを元のデフォルト設定に戻すデフォルトのプロパティがすべてのエントリ
にあります。データベースプロパティのリセット後、DRAC 4 は自動的にリセットされます。
serveraction
表 A-27 に serveraction サブコマンドを示します。
表 A-27. serveraction
概要
racadm serveraction [-d <遅延>] <処置>
説明
serveraction コマンドはシステムのリセットおよびパワーコントロールのための制御インタフェースを提供します。表 A-28 に serveraction サブコマンドのオプション値を示します。
表 A-28. fserveraction サブコマンドオプション
出力
serveraction コマンドは成功した場合、返される出力はありません。
サブコマンド
定義
racresetcfg
すべてのデータベースの設定パラメータをデフォルト値にリセットします。ソフトリセットと同じです。
注意:このコマンドを使用する前に、データベースを元のデフォルトの状態、すなわちデフォルトのユーザー root およびデフォルトのパスワード calvinに戻しておくようにしてください。
メモ: サブコマンド racresetcfg の発行後、Server Agent、Server Agent Event Monitor、および SNMP サービスを停止し、再起動してください。オペレーションシステム上でのサービス
の停止や再開始についての詳細は、『Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。
メモ:このコマンドを使用するには、サーバー制御コマンドの実行権限が必要です。
サブコマンド
定義
serveraction
管理下システムのリセットまたはパワーオン / オフ / サイクルを実行します。
文字列
定義
<処置>
処置を指定します。<処置> の文字列のオプションを次に示します。
l powerdown – システムの電源を切ります。
l powerup – システムの電源を入れます。
l powercycle – システムに電源サイクルを発行します。
l hardreset – システムにハードリセットを発行します。
l graceshutdown – システムの電源を正常に切ります。
l gracereboot– システムの電源を正常に切ります(graceshutdown オプションと同じ)。
<遅延>
コマンドを受けてから処置が実行されるまでの時間を「秒」で指定します。デフォルトは 1 秒です。