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setsvctag: Firmware: UNSUPPORTED COMMAND
表 8-1に、シリアル /Telnetコマンドの一覧を示します。これらのコマンドはracadm コマンドとしてもサポートされています。シリアル /Telnet コマンドに必要な構文などの説明とマニュアルページの情
報は、racadm コマンドと同様です。シリアル /Telnet コマンドは racadm コマンドではないので、シリアル /Telnet コマンドを入力する前に racadm と入力する必要はありません。これらは同じレ
ベルにあります。各 racadm コマンドに必要な構文の詳細については、「racadm サブコマンド Man ページ」を参照してください。
表 8-1. シリアル /telnet コマンド
racadm CLI の使い方
racadm CLI コマンドは、シリアルまたは telnet コンソールコマンドプロンプト、または通常の DOS または Linux コマンドプロンプトから、ローカルまたはリモートで実行することができます。
DRAC 4 プロパティの設定、リモート管理タスクの実行、またはクラッシュしたシステムの回復などの操作を行うには、racadm コマンドを使用します。表 8-2 には、racadm CLI に入力できる racadm
コマンドをリストしています。
racadm CLI を使用するとき、racadm helpと入力して racadm サブコマンドリスト全体を表示すると、DRAC 4 がサポートするすべてのコマンドが一覧になります。次項には、racadm コマンドの使い
方に関する情報を示します。
racadm コマンドの説明
表 8-2. racadm コマンド
オプションがない場合、racadm コマンド は help コマンドを実行し、使用可能なコマンドのリストと、各コマンドの説明を 1 行つづ表示します。<サブコマンド> の構文とコマンドラインオプションを表示する
には、racadm help <サブコマンド> と入力します。
racadm CLI をリモートで使用
racadm CLI には、管理下システムに接続して、リモートコンソールまたは管理ステーションから racadm サブコマンドを実行できるリモート機能オプション(-r)があります。リモート機能を使うには、有
効なユーザー名(-u オプション)、パスワード(-p オプション)、および管理下システムの IP アドレスが必要です。
racadm getconfig -f <ファイル名>
または
コマンド
説明
help
DRAC 4 コマンドをリスト表示します。
help <サブコマンド>
指定されたサブコマンドの使用法ステートメントをリスト表示します。
logout
DRAC 4 セッションからログアウトし、新しいログをプロンプトに表示します。
quit
DRAC 4 セッションからログアウトし、新しいログをプロンプトに表示します。
exit
DRAC 4 セッションからログアウトし、新しいログをプロンプトに表示します。
getsysinfo
一般の DRAC 4 とシステム情報を表示します。
serveraction
安全なハードサーバーリセット、電源投入, 電源オフ、または電源サイクルを実行します。
getraclog
DRAC 4 ログエントリを表示します。
clrraclog
DRAC 4 ログエントリをクリアします。
gettracelog
Trace ログエントリを表示します。
getsel
システムイベントログ エントリを表示します。
clrsel
システムイベントログエントリをクリアします。
connect com1 または connect com2
DRAC 4 をシステムシリアルポートに接続します。
racadm
DRAC 4 のコマンドラインの状態と設定ユーティリティ。
メモ: DOS racadm コマンドライン機能を使用するには、MS-DOS のバージョン 6.22 が必要です。DOS racadm の出力をひとつの画面に制限したい場合は、MS-DOS more.com のユーティ
リティを使用してください。プロンプトが表示されたらコマンド a: racadm help | more を入力します。
コマンド
説明
racadm
DRAC 4 のコマンドラインの状態と設定ユーティリティ。
注意:racadm のリモート機能を使用する前に、DRAC 4 の IP アドレスを設定してください。必要なその他の文書リストなど、DRAC 4 の初期設定の詳細に関しては、「DRAC 4 のインストール
および設定」を参照してください。
メモ:racadm リモート機能は、管理ステーション上でのみサポートされます。詳細については、「対応ウェブブラウザ」を参照してください。
メモ:racadm リモート機能を使用する場合は、たとえば以下のようなファイル操作を含む racadm サブコマンドを使用しているフォルダへの書込み許可が必要です。