Users Guide
概要
racadm ping <IP アドレス>
setniccfg/getniccfg
表 A-21 に、setniccfg および getconfig サブコマンドを示します。
表 A-21. setniccfg/getniccfg
概要
racadm setniccfg -d
racadm setniccfg -s [<IP アドレス> <ネットマスク> <ゲートウェイ>]
racadm setniccfg -o
racadm getniccfg
setniccfg の説明
setniccfg サブコマンドは、コントローラの IPアドレスを設定します。
l -d オプションは Ethernet 管理ポートの DHCP を有効にします。(デフォルトは DHCP 有効)
l -s オプションは静的 IP 設定を有効にします。IPアドレス、ネットマスク、およびゲートウェイを指定できます。指定しなければ、既存の静的設定が使用されます。
l -o オプションは Ethernet 管理ポートを完全に無効にします。
<IP アドレス>、<ネットマスク>、および<ゲートウェイ>は、ドットで区切られた文字列で入力します。
getniccfg の説明
getniccfg サブコマンドは、現在の Ethernet 管理ポートの設定を表示します。
出力
setniccfg サブコマンドは成功した場合、返される出力はありません。getniccfg サブコマンドの出力には、以下の情報が表示されます。
Network adapter = Enabled/Disabled
DHCP = Enabled/Disabled
静的 IP 設定: <IP アドレス> <ネットマスク> <ゲートウェイ>
現在の IP 設定: <IP アドレス> <ネットマスク> <ゲートウェイ>
getsvctag
ping
宛先 IP アドレスが、現在のルーティングテーブルの内容が含まれた DRAC 4 から到達可能であることを確認します。宛先 IP アドレスが必要です。ICMP エコーパケットは、現在の
ルーティングテーブル内容を元にして、宛先 IP アドレスに送信されます。
メモ:setniccfg コマンドを使用するには、DRAC 4 の設定権限が必要です。
メモ:getniccfg コマンドを使用するには、DRAC 4 へのログイン権限が必要です。
サブコマンド
定義
setniccfg
コントローラの IP 環境設定を行います。
getniccfg
コントローラの現在の IP 環境設定を表示します。
メモ:NIC と Ethernet 管理ポートは同じ意味で使われる場合があります。