Users Guide
仮想メディアプラグインのインストール
仮想メディアブラウザが動作するには、仮想メディアプラグインが管理ステーションにインストールされている必要があります。DRAC 4 ユーザーインタフェースを開いて仮想メディアページを起動する
と、ブラウザが必要に応じてプラグインのダウンロードを自動的に開始します。プラグインが正常にインストールされた場合は、仮想メディアページに仮想ドライブが接続できるフロッピーとオピティカルデ
ィスクのリストが表示されます。
Windows ベースの管理ステーション
Microsoft®Windows®オペレーティングシステムを実行している管理ステーションで仮想メディア機能を実行するには、対応しているバージョンの Internet Explorer と ActiveX コントロールプラグイン
をインストールします。ブラウザのセキュリティを 中 またはそれ以下に設定し、Internet Explorer が ActiveX コントロールをダウンロードしてインストールできるようにします。
Internet Explorer ブラウザの対応バージョンは、「対応ウェブブラウザ」を参照してください。
仮想メディア機能をインストールして使用するには、管理者権限が必要です。ActiveX コントロール をインストールする前に、Internet Explorer にはセキュリティ警告が表示される場合があります。
ActiveX コントロールのインストール手順を完了するには、Internet Explorer に表示されるActiveX コントロールの確認画面に同意します。
Linux ベースの管理ステーション
Red Hat®Enterprise Linux オペレーティングシステムを実行している管理ステーションで仮想メディア機能を実行するには、Mozilla または Firefox に対応しているバージョンをインストールします。プ
ラグインがインストールされていない場合や、新しいバージョンがリリースされている場合は、管理ステーションでプラグインのインストールを確認するダイアログボックスが表示されます。ブラウザを実行
しているユーザー ID に、ブラウザのディレクトリツリーへの書き込み権限があることを確認します。ユーザー ID に書き込み権限がない場合は、仮想メディアのプラグインをインストールできません。
対応している Red Hat Enterprise Linux ウェブブラウザのリストは、「対応ウェブブラウザ」を参照してください。
仮想メディア機能の使い方
仮想メディア機能を使用するには、次の手順を実行してください。
1. 管理ステーションで対応ウェブブラウザを開きます。『対応ウェブブラウザ』を参照してください。
2. DRAC 4 に接続およびログインします。
3. 左ペインの メディア をクリックして、新しいページを表示し、仮想メディアプラグインがまだインストールされていない場合はダウンロードします。
使用できるすべてのドライブは フロッピードライブ または CD-ROMドライブ にあります。
4. 仮想化するドライブを選択して 接続する をクリックします。
この接続が認証されたら、接続状態が 接続済み となり、接続済みのドライブがすべて一覧表示されます。
仮想メディアからの起動
対応システムにおいては、システム BIOS によって仮想 CD または仮想フロッピードライブから起動できます。仮想ドライブが起動順序メニューで有効で、起動可能なデバイスが正しい順序にあることを
確認するには、BIOS 設定ウィンドウに移動する必要があります。
BIOS 設定を変更するには、次の手順を実行してください。
1. 管理下システムを起動します。
2. <F2> を押して BIOS 設定ウィンドウに進みます。
3. 起動順序にスクロールし、<Enter> を押します。
ポップアップウィンドウで、仮想 CD と仮想フロッピードライブは、その他の通常の起動デバイスと一緒にリストされます。
メモ:システムで対応している64 ビットオペレーティングシステムを実行している場合(表 1-4 参照)、対応している32 ビットウェブブラウザ(表 1-5参照)をインストールし、実行してください。そうし
ないと、仮想メディアその他プロセスの実行時に、予期しない結果を招くことがあります。詳細は、「64 ビットオペレーティングシステムに対応しているウェブブラウザ」を参照してください。
メモ:USB メモリキーまたはフロッピーイメージファイルも仮想フロッピーとして仮想化されるため、同様に フロッピードライブ にリストされます。CD-ROM とフロッピーは同時に 1 つず
つ、またはいずれか 1 つのみを選択することができます。
メモ:管理下システムにある仮想デバイスのドライブ文字は、管理ステーションにある物理ドライブのドライブ文字列とは相関関係はありません。
メモ:フロッピードライブを仮想化するとき、このドライブを別のアプリケーションでは使用できません。フロッピードライブを使用していると、選択可能なドライブとして表示されません。本動作は、
Microsoft の仕様です。