Users Guide
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コンソールリダイレクトの使い方
Dell™RemoteAccessController4ファームウェアバージョン 1.50 ユーザーズガイド
概要
コンソールリダイレクトの使い方
よくあるお問い合わせ(FAQ)
概要
DRAC 4 コンソールリダイレクト機能を使うと、グラフィックまたはテキストモードでローカルサーバーコンソールにリモートでアクセスできます。
今日の優れたネットワークとインターネットのおかげで、定期メンテナンス実施のためにすべてのサーバーで作業する必要はなくなりました。サーバーは別の都市、または世界の反対側にいても、デスク
トップまたはラップトップを使って管理できます。また、リモートからすぐに他のユーザーと情報を共有することもできます。
コンソールリダイレクトの使い方
コンソールリダイレクト ページでは、ローカルの管理ステーションのキーボード、ビデオ、およびマウスを使って、リモートシステムを管理し、リモート管理下システムで対応するデバイスを制御できま
す。この機能を仮想メディア機能と併用すると、リモートソフトウェアをインストールできます。コンソールリダイレクトセッションは最大 2 つまで同時に実行できます。コンソールリダイレクトには、最低
128 Kbps の使用できるネットワーク帯域幅が必要です。
キーボード、ビデオ、マウスの暗号化
DRAC 4 ファームウェアバージョン 1.40 以降は、キーボード、ビデオ、マウス機能に、RC4 128 ビット暗号化を提供します。この暗号化機能は、管理下システムにおける DRAC 4 でのデータやビデオ
の交換時にセキュアな環境を提供します。すべてのキーボードおよびマウス機能は、デフォルトで暗号化されています。
128 ビットビデオ暗号化を有効にするには、次の racadm CLI コマンドを使用します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneConRedirEncryptEnable 1
128 ビットビデオ暗号化を無効にするには、次の racadm CLI コマンドを使用します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneConRedirEncryptEnable 0
詳細に関しては、「cfgRacTuneConRedirEncryptEnable(読み取り / 書き込み)」を参照してください。
コンソールリダイレクトセッションの開始
1. 管理ステーションでウェブブラウザを開きます。
2. DRAC 4 に接続およびログインします。
3. ウィンドウの左側ペインで、コンソール をクリックします。
4. コンソールリダイレクト ページの手順を読み、これにしたがってコンソールリダイレクトセッションをスタートします。
5. コンソールリダイレクト ページにある情報を調べ(表6-1 および 表6-2 を参照)、コンソールリダイレクトセッションを現在使用できることを確認します。
表 6-1. コンソールリダイレクトページの情報
注意:コンソールリダイレクトを使用する前に、Sun Java Virtual Machine のプラグイン(バージョン 1.4.2 とこれ以降)を対応するすべてのウェブブラウザにインストールしてください。さらに、ご
使用のオペレーティングシステムの Java プラグインコントロールパネルで、Java キャッシュをクリアして無効にしてください。詳細に関しては、「対応 ウェブブラウザの設定」および「Sun Java プ
ラグインのインストール」を参照してください。
メモ:コンソールリダイレクトセッションを開いた際、管理下システムにはコンソールのリダイレクト状態は表示されません。
メモ:Linux(Red Hat または Novell)システムでは、マウス矢印同期に既知の問題があります。マウス同期の不具合を最小化するには、すべてのユーザーが必ずデフォルトのマウス設定を使
用するようにしてください。
メモ:管理下システムに推奨される画面解像度は、256 色の 1024 x 768 ピクセルまたは中 設定(16 ビット)です。
情報
説明
現在のコンソールリダイレクト状態
コンソールリダイレクトの状態を表示します。