Users Guide
l DRAC 4 ファームウェアのアップデート
l DRAC 4 ネットワークセキュリティの確認
l システム情報の表示
l リモートシステムをトラブルシューティングする最初のステップ
DRAC 4 ファームウェアのアップデート
DRAC 4 ファームウェアを最新バージョンにアップデートするには、ファームウェアのアップデート ページを使用します。
次のデータは、DRAC 4 のファームウェアパッケージに含まれています。
l コンパイルされた DRAC 4 のファームウェアコードとデータ
l 拡大 ROM イメージ
l Web インタフェース、JPEG、および他のユーザーインタフェースデータファイル
l デフォルト設定ファイル
1. ファームウェアのイメージファイルが存在するシステムパスを入力します(たとえば、 C:¥Updates¥V1.0¥<イメージ名>)。デフォルトのファームウェアイメージ名は firmimg.dm1 です。
2. ファームウェアのアップデート をクリックします。
アップデートには数分かかることがあります。 アップデートが完了すると、ダイアログボックスが表示されます。
3. OK をクリックすると、セッションが閉じて自動的にログアウトします。
4. DRAC 4 のリセットが済んだら、ログイン をクリックして DRAC 4 に再びログインします。
DRAC 4 ネットワークセキュリティの確認
DRAC 4 では、証明書管理を使用して、DRAC 4 のネットワーク通信のセキュリティを確保します。
証明書管理の概要
証明書署名要求(CSR)は、安全なサーバー証明書を入手するために認証局(CA)に対して発行するデジタル要求です。 安全なサーバー証明書があれば、リモートシステムの身元を確実に識別でき、
そのシステムとやり取りする情報を他のユーザーが表示したり変更したりするのを防ぐことができます。 DRAC 4 のセキュリティを確保するために、必ず CSR を生成して CA に送信することをお勧めし
ます。
CA が CSR を承認し、証明書を送信したら、証明書を DRAC 4 ファームウェアにアップロードする必要があります。 DRAC 4 ファームウェアに保存した CSR 情報は、証明書に含まれている情報と一致
していなければなりません。
サーバー証明書の表示
DRAC 4 のサーバー証明書を表示するには、サーバー証明書情報ページを使用します。表 4-11にはサーバー証明書に関する情報が記載されています。
表 4-11. サーバー証明書情報
表 4-12のボタンは、サーバー証明書の表示 ページで使用できます。
メモ:ファームウェアをアップデートしても、現在の DRAC 4 設定は変更されません。
メモ:ファームウェアのアップデートを開始する前に、最新のファームウェアバージョンを入手して、ローカルシステムに保存する必要があります。
フィールド
説明
属性
値
種類
証明書のタイプ。サーバー証明書
シリアル
証明書のシリアルナンバー
キーサイズ
暗号化キーサイズ
有効開始日
証明書の発行日
有効期限日
証明書の失効期日
対象者
対象者が入力した証明書の属性
発行者
発行者から返された証明書の属性