Users Guide
シリアルコンソールリダイレクト用ハイパーターミナルの設定
HyperTerminal は、Microsoft Windows のシリアルポートアクセスユーティリティです。 コンソール画面のサイズを正しく設定するには、Hilgraeve の HyperTerminal Private Edition バージョン 6.3
を使用します。
シリアルコンソールリダイレクト用に HyperTerminal を設定するには、次の手順に従ってください。
1. HyperTerminal プログラムを起動します。
2. 新しい接続名を入力して、OK をクリックします。
3. 使用する接続方法: の横から、DB-9 ヌルモデムケーブルを接続した管理ステーション上の COM ポート(たとえば、COM2)を選択し、OK をクリックします。
4. 表3-6 に示したように COM ポートを設定します。
5. OK をクリックします。
6. ファイル ® プロパティ ® の順にクリックし、設定 タブをクリックします。
7. telnet ターミナル ID: を ANSI に設定します。
8. ターミナル設定 をクリックして、画面の列 を 26 に設定します。
9. 列 を 80 に設定して、OK をクリックします。
表 3-6. 管理ステーションの COM ポート設定
HyperTermial ウィンドウに、[DRAC 4¥root]# などのコマンドプロンプトが表示されます。 コマンドプロンプトが表示されたら、接続が確立し、connect com2 シリアルコマンドを使って管理下システム
コンソールに接続する準備ができています。
telnet コンソールリダイレクトに使用する Red Hat Enterprise Linux XTerm の設定
Red Hat Enterprise Linux で telnet を実行する場合には、次のステップに従います。
1. 新しい Xterm セッションを開始するには、コマンドプロンプトで xterm & と入力します。
2. ウィンドウの右下隅をドラッグし、80 x 25 にサイズ変更してから telnet を使用します。 サイズ変更するには、マウスを使って右下隅をドラッグします。
Red Hat Enterprise Linux Xterm は、telnet を使って管理下システムの DRAC 4 に接続する準備ができています。
DRAC 4 に接続するには、Xterm プロンプが表示されたら、telnet <DRAC 4 IP アドレス>と入力します。
telnet コンソールリダイレクト用に Microsoft Telnet を有効にする
ウィンドウのサイズ
80 x 25(サイズ変更するには、ウィンドウの隅をドラッグする)
設定の説明
必要な設定
Bps:
115200
データビット:
8
パリティ:
なし
停止ビット:
1
フロー制御
ハードウェア
メモ:telnet コンソール経由で connect com2 コマンドを使ってシステム設定画面を表示する場合には、システム設定と telnet セッションで、ターミナルタイプを ANSI に設定します。
メモ:テキストが正しく表示されるように、Dell では Red Hat Enterprise Linux のインストールにあるデフォルトウィンドウでなく、Xterm ウィンドウを使って telnet コンソールを表示するようお勧め
します。
メモ:Microsoft オペレーティングシステムで実行される telnet クライアントの中には、BIOS コンソールリダイレクトが VT100 のエミュレーションに設定されていると、BIOS 設定画面が正しく表示
されない場合があります。 この問題は、BIOS コンソールリダイレクトを ANSI モードに変えると解決されます。 BIOS 設定メニューから、コンソールリダイレクト ® リモート ターミナルの種類
® ANSI の順にで選択します。