Users Guide
シリアルコンソールエミュレーションに使用する Minicom バージョン 1.8 の設定
1. 新しい Xterm セッションを開始するには、コマンドプロンプトで xterm & と入力します。
2. ウィンドウの右下隅をドラッグし、80 x 25 にサイズを変更してから Minicom を使用します。 マウスを使って、左上隅をドラッグします。
3. Minicom の設定ファイルがない場合には、次のステップに進みます。
Minicom 設定ファイルがある場合は、minicom <Minicom config ファイル名>と入力して、手順 17 に進みます。
4. Xterm コマンドプロンプトで minicom-s と入力します。
5. シリアルポートセットアップ を選択して、<Enter>を押します。
6. <a>を押して、該当するシリアルデバイスを選択します(例:/dev/ttySo)。
7. <e>を押して、Bps/Par/Bits オプションを 115200 8N1 に設定します。
8. <f>を押して、ハードウェアフロー制御 を はい に設定し、ソフトウェアフロー制御 を いいえ に設定します。
9. シリアルポートセットアップ を終了するには、<Enter>を押します。
10. モデムとダイヤル を選択して、<Enter>を押します。
11. モデムダイヤルとパラメーターのセットアップ メニューで、<Backspace>を押して 初期化、リセット、接続、および 切断 設定をクリアすると、設定が空白になります。
12. 空白の各値を保存するには、<Enter>を押します。
13. 指定のフィールドをすべてクリアする場合には、<Enter>を押して モデムダイヤルとパラメーターのセットアップ メニューを終了します。
14. セットアップを config_name として保存 を選択して、<Enter>を押します。
15. Minicom から終了 を選択して、<Enter>を押します。
16. コマンドシェルプロンプトで、minicom <Minicom config ファイル名>と入力します。
17. Minicom ウィンドウを 80 x 25 に拡大するには、ウィンドウの隅をドラッグします。
18. Minicom を終了するには、<Ctrl+a>、<z>、<x> を押します。
Minicom ウィンドウに、[DRAC 4¥root]#などのコマンドプロンプトが表示されるのを確認します。 コマンドプロンプトが表示されたら、正常に接続したことになり、connect シリアルコマンドを使って管理
下システムコンソールに接続する準備ができています。
シリアルコンソールエミュレーションに必要な Minicom の設定
Minicom を設定するには、表3-5 を使用します。
表 3-5. シリアルコンソールエミュレーションに必要な Minicom の設定
メモ:テキストが正しく表示されるように、Dell™では Red Hat Enterprise Linux のインストールで提供されるデフォルトウィンドウでなく、Xterm ウィンドウを使って telnet コンソールを表示する
ことをお勧めします。
メモ:シリアルテキストコンソールリダイレクトに Minicom を使用して、管理下システムの BIOS を設定する場合には、Minicom で色をオンにすると見やすくなる場合があります。 色をオンにす
るには、コマンドプロンプトが表示されたら、minicom -c onと入力します。
設定の説明
必要な設定
Bps/Par/Bits
115200 8N1
ハードウェアフロー制御
必要
ソフトウェアフロー制御
不要
ターミナルエミュレーション
ANSI
モデムダイヤルとパラメーターの設定
初期化、リセット、接続、および 切断 設定をクリアして空白にします。