Users Guide
3. 目的の変更を済ませたら、<R>を押して変更を保存してから DRAC 4 を再起動するか、<Esc>を押してすべての変更をキャンセルしてから設定メニューを終了します。 変更を保存する場合に
は、次のメッセージが表示されます。
IMPORTANT: In order for your changes to take effect, they need to be saved. Your computer will then continue booting normally.
(重要: 変更を有効にするには、変更を保存してください。 コンピュータは正常に再起動を続行します。)
Would you like to save the changes and continue now(<Y> or <N>)?
(変更を保存して続行しますか(<Y>または<N>)?)
または、仮想メディアの設定が変更されている場合、次のメッセージが表示されます。
IMPORTANT: In order for your changes to take effect, they need to be saved. For Virtual Media settings to take effect, a reboot is
required.
(重要: 変更を有効にするには、変更を保存してください。 仮想メディアの設定を有効にするには、再起動する必要があります。)
Would you like to save the changes and reboot now (<Y> or <N>)?
(変更を保存して再起動しますか(<Y>または<N>)?)
4. 変更を保存するには<Y>、セットアップメニューに戻るには<N>をそれぞれ押します。
DRAC 4 ユーザーの追加と設定
DRAC 4 ユーザーを追加および設定するには、次のいずれかのツールを使用します。
DHCP の使
用設定
DHCP システムが DRAC 4 IP アドレスを割り当てたか、または DRAC 4 が事前設定した静的 IPアドレスを使用中かどうかを示します。 使用できる設定は、有効 と 無効 で
す。 設定を切り換えるには、<D>を押します。 このオプションを選択すると、その他のオプションは淡色表示になります。
静的 IP アド
レス
DHCP が無効である場合に DRAC 4 が使用する事前設定した静的 IP アドレス を示します。 デフォルトは 192.168.0.120 です。 このアドレスを変更するには、<I>を押しま
す。
静的ネット
マスク
DHCP が無効である場合に DRAC 4 が使用する事前設定した静的マスク IP アドレス を示します。 デフォルトは 255.255.255.0 です。 このマスクを変更するには、<N>を押
します。
静的ゲート
ウェイ
DHCP が無効である場合に DRAC 4 の事前設定された静的ゲートウェイ(ルーターまたはスイッチアドレス)を示します。 デフォルトは 192.168.0.1 です。 アドレスを変更する
には、<G>を押します。
Ethernet 設定オプション
NIC の設定
DRAC 4 NIC 設定が 有効 または 無効 であるかを示します。 設定を切り換えるには、<e>を押します。 選択された場合は、DRAC 4 NIC をリモートアクセスに使用できま
す。 この画面にある残りのオプションを設定するには、このオプションを選択する必要があります。
オートネゴ
シエート設
定
DRAC 4 が自動的に LAN の速度と二重設定を設定するかどうかを示します。 使用できる設定は、有効 と 無効 です。 このオプションを選択しない場合は、ユーザー設定が
使われます。 設定を切り換えるには、<a>を押します。
LAN の速度
設定
DRAC 4 NIC の通信用に設定した速度を表示します。 使用可能な設定は、10 Base-T と 100 Base-T です。 10 BASE-T は、1 秒に 10 Mb の通信速度を表します。 100
BASE-T は、1 秒に 100 Mb の速度を表します。 この設定を切り換えるには、<s>を押します。 オートネゴシエート 設定が有効である場合には、このオプションは使用できま
せん。
LAN の二重
設定
DRAC 4 NIC の二重設定を示します。 使用可能な設定は、半二重 と 全二重 です。 設定が 半二重 の場合には、NIC は一度に一方向通信を行い、いつでも情報を送信ま
たは転送できますが、両方を同時に実行することはできません。設定が 全二重 の場合には、NIC は同時に双方向通信を行います。 この設定に切り替えるには、<X> を押し
ます。 オートネゴシエート 設定が有効の場合は、このオプションを使用できません。
DNS 設定オプション
DHCP から
のサーバー
使用できる設定は、無効 と 有効 です。 設定を切り換えるには、<U>を押します。 デフォルト設定は 無効 で、DRAC 4 はプリセットされた静的 IP アドレスを使用します。 こ
のオプションを選択すると、DHCP サーバーが DNS サーバー IP アドレスを提供します。
DHCP を使用(この表で前述)が、無効 に設定されていると、このオプションは淡色表示になっていてこのフィールドを変更することはできません。
静的 DNS
サーバー 1
DHCP のサーバー が無効になっている場合に、DRAC 4 が使用する一次 DNS サーバーのプリセット静的 IP アドレスを示します。 デフォルトは 192.168.0.5 です。 このア
ドレスを変更するには、<1>を押します。 DHCP のサーバー が 有効 である場合、このオプションは淡色表示になって変更することができません。
静的 DNS
サーバー 2
DHCP のサーバー が無効になっている場合に、DRAC 4 が使用する 2 次 DNS サーバーのプリセット静的 IP アドレスを示します。 デフォルトは 192.168.0.6 です。 このア
ドレスを変更するには、<2>を押します。 二次 DNS サーバーがない場合、IP アドレスに 0.0.0.0 を入力します。 DHCP のサーバー が 有 効 である場合、このオプションは淡
色表示になって変更することができません。
RAC 名の登
録
使用できる設定は、無効 と 有効 です。 設定を切り換えるには、<c> を押します。 デフォルト設定は 無 効 です。 デフォルトの RAC 名は RAC-service tag です。service
tag は、Dell サーバーのサービスタグ番号(例:RAC-EK00002)です。 このオプションを選択すると、RAC 名が表示されます。 RAC 名は 無効 オプションから切り替えるとき
にのみ変更できます。 このオプションが 有効 に設定されていると、<c> を 2 回押すことで RAC 名を変更できます。
静的ドメイ
ン名
デフォルト設定は 無効 です。 デフォルトの静的ドメイン名は MYDOMAIN です。 設定を切り換えるには、<f> を押します。 このオプションを選択すると、静的ドメイン名が表示
されます。 ドメイン名 は無効 オプションから切り替えるときにのみ <f> を押して変更できます。 DHCP の 使用(この表で前述)が 無効 になっている場合は、静的ドメイン名
を 無効 に設定できません。 RAC 名の登録 が 無効 の場合、このオプションは淡色表示になっているので変更できません。
仮想メディアの設定オプション
仮想メディ
ア
仮想メディアが有効になっているのか無効なっているのかを示します。 設定を切り換えるには、<e>を押します。
メモ:DRAC 4 が DNS サーバーを登録する場合、長い文字列がある行を追加します。 このデータベースの TXT エントリは暗号化された文字列で、DDNS エントリの所有者の識別と、アップデ
ート処理のシリアル化に使用されます。この TXT エントリは、RAC DDNS 名に関連付けられています。cfgDNSRacName に関連付けられている A レコードや TXT レコードを DNS サーバー
管理インタフェースから手動で削除または変更すると、予期しない結果を招きます(例えば、サーバーが名前を解決できない、サーバーが名前を更新できない、サーバーが間違った名前を返す
など)。
メモ:DRAC 4 DDNS の実装では、セキュアでないアップデートができるように DNS サーバーを設定する必要があります。
メモ:DDNS のイベントは DRAC 4 トレースログに記録されています。DDNS のイベントを表示するには、Web インタフェースの 診断 ページで gettracelog コマンドを使用するか、racadm の
gettracelog コマンドを使用します。