Users Guide
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します。
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、インデックスまたはその他の無効なデータベースメンバー
l racadm CLI ユーティリティトランスポートエラー
エラーが見つからなかった場合、このサブコマンドは指定の設定の内容を表示します。
例
l racadm getconfig -g cfgLanNetworking – グループ cfgLanNetworking に含まれているすべての設定パラメータ(オブジェクト)を表示します。
l racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 10.35.10.100 – cfgNicIpAddress 設定パラメータ(オブジェクト)を 10.35.10.110 に設定します。 この IP アドレスオブジェ
クトは cfgLanNetworking グループにあります。
l racadm getconfig -f myrac.cfg — すべての設定オブジェクトを、DRAC4グループ設定パラメータから myrac.cfg へ書き込みます。
l racadm config -f myrac.cfg – DRAC 4 を設定または再設定します。 DRAC 4 が複製されるように正しく設定されている場合には、myrac.cfg ファイルを前の例で指定したコマンドから作成
できます。 解析規則に従っていれば、myrac.cfg ファイルを手動で編集することもできます。
l racadm getconfig -h – DRAC 4 で使用できる設定グループのリストを表示します。
l racadm getconfig -u root – root という名前のユーザーの設定パラメーターを表示します。
coredump
表 A-7 に coredump サブコマンドを示します。
表 A-7. coredump
概要
racadm coredump
説明
coredump サブコマンドは、最後にバスエラーが発生したときに記録されたレジスタ値などの詳細情報を表示します。バスエラーが発生していない場合や、そのデータがクリアされている場合は、No
CORE dump available (コアダンプはありません)というメッセージが表示されます。
このバスエラー情報は、DRAC 4 の電源サイクルを通じて固定しています。つまり、データは次の事態が生じるまで DRAC 4 のフラッシュメモリに残ります。
l coredumpdelete サブコマンドを使ってクリアされた。
l 別のバスエラーが発生して、以前の情報が最新のバスエラー情報と置き換えられた。
この情報の削除方法については、coredumpdelete サブコマンドを参照してください。
-h
-h(ヘルプ)オプションには、使用できるすべての設定グループが一覧表示されます。 このオプションは、正確なグループ名を覚えていない場合に便利です。
-i
6-i <インデックス>(インデックス)オプションは、インデックス付きのグループのみに有効で、固有のグループを指定するために使用できます。 <インデックス> は 1 ~ 16 の 10 進数で
す。 -i <インデックス> を指定しないと、グループには 1 の値が想定されます。これは複数のエントリがあるテーブルです。インデックスは、「名前付き」値ではなく、インデックス値で指
定されます。
-u
特定のユーザーの設定を表示するには、-u <ユーザー名>または ユーザー名 オプションを使用できます。 <ユーザー名> オプションはそのユーザーのログインユーザー名です。
メモ:myrac.cfg ファイルにはパスワード情報が含まれていません。 この情報をファイルに含めるには、手動で入力する必要があります。 パスワード情報を myrac.cfg ファイルか
ら削除する場合、-p オプションを使用します。
メモ:このコマンドを使用するには、デバッグコマンドの実行 許可が必要です。
サブコマンド
定義
coredump
前回の DRAC 4 コアダンプを表示します。