Users Guide
gettracelog -i コマンドは、DRAC 4 トレースログ内のエントリ数を表示します。 gettracelog(-i オプションなしの)コマンドを使ってエントリを読み取ります。
-m オプションは一度に 24 列を表示し、それ以降の表示について問い合わせます。 (UNIXのmore コマンドと同様)
出力
トレースログエントリごとに 1 行の出力が表示されます。
setrac
表 A-32 に setrac サブコマンドを示します。
表 A-32. setrac
概要
racadm setrac [-h -o -T -d]
説明
setrac コマンドを使って管理下システム名、オペレーティングシステム名、またはオペレーティングシステムタイプを管理下システム DRAC 4 に設定します。 オプションが入力されていない場合に
は、4 つすべてのパラメーターが設定されます。 -d オプションを使うと、ユーザーは実際にパラメータを DRAC 4 ファームウェアに書き込まずにパラメータを表示できます。入力できるオプションの組
み合わせに制限はありません。
入力
表 A-33 に setrac サブコマンドオプションを示します。
表 A-33. setrac サブコマンドオプション
出力
管理システムから取得した値と、それが DRAC 4 に書き込まれるか、表示されているだけかを示すメッセージを表示します。
例
サブコマンド
定義
setrac
管理下システムから DRAC 4 パラメータを設定します。 リモートで使用する場合は、管理ステーションから DRAC 4 パラメータを設定します。
メモ:racadm setrac コマンドはリモートで使用することはできません。
オプシ
ョン
説明
-h
管理下システムから "ホスト名" を取得し、DRAC 4 に書き込みます。このパラメータは、getsysinfo コマンドを使用し、オブジェクト ID インタフェースで config/getconfig を
[ifcRacManagedNodeOs] ifcRacMnOsHostname として使用すると表示できます。
-o
管理下システムから OS 名 を取得し、DRAC 4 に書き込みます。このパラメーターは、オブジェクト ID インタフェースで config/getconfig を [ifcRacManagedNodeOs]
ifcRacMnOsName として使用することで表示できます。
-T
管理下システムから OS の種類 を取得し、DRAC 4 に書き込みます。このパラメーターは、getsysinfo コマンドを使用したり、オブジェクト ID インタフェースで config/getconfig を
[ifcRacManagedNodeOs] ifcRacMnOsOsType として使用することで表示できます。
-d
-d(表示 オプション)を使うと、ユーザーは "ホスト名"、"OS 名"、および OS の種類を管理下システムから取得してこれらの項目だけを表示できます。パラメーターは DRAC 4 には書
き込まれません。 -d オプションがその他のオプションとともに入力されている場合は、これらのパラメーターのみが表示されます。