Users Guide
l Red Hat
®
Enterprise Linux AS、ES、WS(バージョン3)
l Red Hat Enterprise Linux AS、ES、WS(バージョン 4)
仮想メディアプラグインのインストール
仮想メディア機能を使用するには、ブラウザプラグインを正しくインストールする必要があります。 DRAC 4 ユーザーインタフェース内から仮想メディアページを起動したら、ブラウザはプラグインが前に
インストールされていない場合には自動的にダウンロードしようとします。 プラグインが正常にインストールされている場合は、仮想メディアページには仮想ドライブが接続可能なフロッピーおよび CD の
リストが表示されます。
仮想メディア機能を使用するには、Internet Explorer を Windows 管理ステーションで使用する必要があります。 ActiveX コントロールは、Internet Explorer で使用するプラグインです。 Internet
Explorer が署名された ActiveX コントロールをダウンロードおよびインストールするには、ブラウザセキュリティが中、または低に設定されている必要があります。
Windows 管理ステーションを使用している場合に、仮想メディア機能をインストールおよび使用するには、管理者権限が必要です。 ActiveX コントロール をインストールする前に、Internet Explorer に
はセキュリティ警告が表示される場合があります。 ActiveX コントロールのインストールを完了するには、Internet Explorer によってセキュリティ警告の指示がある場合には、まず制御を受け入れる必要
があります。
Red Hat Enterprise Linux の管理ステーションでは、Mozilla ブラウザがサポートされています。 プラグインがインストールされていない場合、または新しいバージョンを利用できる場合は、管理ステー
ションでプラグインのインストールを確認するダイアログボックスが表示されます。 このプラグインインストールのダイアログボックスが表示されたら、ブラウザを実行しているユーザー–ID が、ブラウザの
ディレクトリツリーで書き込み権限を持っていることを確認する必要があります。 そうでない場合は、インストールすることはできません。
仮想メディア機能の使い方
仮想メディア機能を使用するには、次の手順を実行してください。
1. 管理ステーションでウェブブラウザを開きます。
2. DRAC 4 に接続およびログインします。
3. 左ペインの メディア をクリックして、新しいページを表示し、仮想メディアプラグインがまだインストールされていない場合はダウンロードします。
使用できるすべてのドライブは フロッピードライブ または CD-ROMドライブ にあります。
4. 仮想化するドライブを選択して 接続する をクリックします。
この接続が認証されたら、接続状態が 接続済み となり、接続済みのドライブがすべて一覧表示されます。
仮想メディアからの起動
対応システムにおいては、システム BIOS によって仮想 CD または仮想フロッピードライブから起動できます。 仮想ドライブが起動順序メニューで有効で、起動可能なデバイスが正しい順序にあること
を確認するには、BIOS 設定ウィンドウに移動する必要があります。
BIOS 設定を変更するには、次の手順を実行してください。
1. 管理下システムを起動します。
2. <F2> を押して BIOS 設定ウィンドウに進みます。
3. 起動順序にスクロールし、<Enter> を押します。
ポップアップウィンドウで、仮想 CD と仮想フロッピードライブは、その他の通常の起動デバイスと一緒にリストされます。
4. 仮想ドライブが有効で、リストされたデバイスの中で起動可能なメディアを持つ最初のデバイスであることを確認します。 最初のデバイスでない場合は、画面上の手順に従って起動順序を変更
できます。
5. 変更を保存して終了します。
管理下システムを再起動します。
メモ:仮想メディアを使って Windows 2000 をインストールする場合には、インストール CD には Service Pack 4 が含まれています。 Service Pack 4 は仮想ドライブにアクセスするのに必要
です。 この要件は Windows 2000 で仮想ドライブを使用する場合にも適用されます。 ドライブは Service Pack 4 が正常にインストールされるまでは表示されません。
メモ:USB メモリキーまたはフロッピーイメージファイルも仮想フロッピーとして仮想化されるため、同様に フロッピードライブ にリストされます。 CD-ROM とフロッピーは同時に 1 つず
つ、またはいずれか 1 つのみを選択することができます。
メモ:管理下システムにある仮想デバイスのドライブ文字は、管理ステーションにある物理ドライブのドライブ文字列とは相関関係はありません。
メモ:システムに存在しても、他のアプリケーションが仮想メディアと独占使用するためにロックされているデバイスは選択できません。デバイスを使用可能にするには、他のアプリケーシ
ョンを閉じます。アプリケーションが閉じると、仮想メディア ページで 更新 ボタンをクリックすると、デバイスのエントリを使用できるようになります。