Users Guide
ネットワーク問題のトラブルシューティング
内部 DRAC 4 トレースログは、管理者が DRAC 4 から警告またはネットワークをデバッグするときに使用できます。トレースログを DRAC 4 Web インタフェースからアクセスするには、診断 タブをクリ
ックして gettracelog コマンドを入力します。 Trace ログが表示され、次の情報を追跡します。
l DHCP – DHCP サーバーから送受信したパケットをトレースします。
l IP – 送受信した IP パケットをトレースします。
トレースログには、DRAC 4 ファームウェア特有のエラーコード(内部 DRAC 4 ファームウェアに関連しているが、管理下システムのオペレーティングシステムには無関連)が含まれている場合もありま
す。 内部 DRAC 4 オペレーティングシステムで報告されるネットワーク問題を診断するには、表 4-30 を使用します。
表 4-30. DRAC 4 ネットワークエラーコード
ボタン
処置
更新
診断コンソール ページを再ロードします。
メモ:DRAC 4 トレースログでは、印刷できない ASCII 文字は、印刷可能な ASCII 文字に変換されます。 文字コードが 0x20 未満か、0x7f ~ 0xa0(0x7f と 0xa0 を含む)の間にある場合は、
値 0x40 が除外され、印刷前に "^" の後にくる文字が最初に追加されます。 その結果、ASCII 復帰文字 0xd は、Trace ログでは "^M" と印刷されます。
メモ:DRAC 4 は、1500 バイトより大きいポケットサイズの ICMP (Ping)にエコーしません。
エラーコード
説明
0x5006
ENXIO: そのようなアドレスはありません。
0x5009
EBADS: ソケット記述子が無効です。
0x500D
EACCESS: 許可が拒否されました。
0x5011
EEXIST: 重複するエントリが存在します。
0x5016
EINVALID: 引数が無効です。
0x5017
ENFILE: 内部テーブルのスペースが不足しています。
0x5020
EPIPE: 接続が切断されています。
0x5023
EWOULDBLOCK: 動作はブロックモードになります。ソケットはノンブロッキングモードです。
0x5024
EINPROGRESS: ソケットはノンブロッキングモードです。接続をすぐに完了できません。
0x5025
EALREADY: ソケットはノンブロッキングモードです。前の接続の試行を完了していません。
0x5027
EDESTADDRREQ: 宛先アドレスが無効です。
0x5028
EMSGSIZE: メッセージが長すぎます。
0x5029
EPROTOTYPE: ソケットのプロトコルタイプが不正です。
0x502A
ENOPROTOOPT: プロトコルは使用できません。
0x502B
EPROTONO SUPPORT: プロトコルはサポートされていません。
0x502D
EOPNOTSUPP: 要求した動作はこのタイプのソケットでは無効です。
0x502F
EAFNOSUPPORT: アドレスファミリはサポートされていません。
0x5030
EADDRINUSE: アドレスはすでに使用されています。
0x5031
EADDRNOTAVAIL: アドレスは使用できません。
0x5033
ENETUNREACH: ネットワークは到達不可能です。
0x5035
ECONNABORTED: 接続はピアにより中断されました。
0x5036
ECONNRESET: 接続はピアによりリセットされました。
0x5037
ENOBUFS: 内部バッファが必要ですが、割り当てできません。
0x5038
EISCONN: ソケットはすでに接続されています。
0x5039
ENOTCONN: ソケットは接続されていません。
0x503B
ETOOMANYREFS: 参照が多すぎます。連結できません。
0x503C
ETIMEDOUT: 接続はタイムアウトしました。
0x503D
ECONNREFUSED: 接続の試行が拒否されました。
0x5041
EHOSTUNREACH: 宛先ホストに届きませんでした。
0x5046
ENIDOWN: NI_INIT が -1 を返しました。
0x5047
ENMTU: MTU は無効です。
0x5048
ENHWL: ハードウェアの長さが無効です。
0x5049
ENNOFIND: 指定したルートが見つかりません。
0x504A
ECOLL: 選択項目でコリジョンが発生しました。これらの状況は別のタスクで選択済みです。
0x504B
ETID: タスク ID が無効です。