Users Guide
Racadm CLI コマンドを使ったシリアルコンソールと telnet コンソールの設定
デフォルト設定は、シリアル /telnet コンソールリダイレクトに対して再設定できます。 オプションを設定するには、コマンドプロンプトを開き、設定するオプションに適したグループ、オブジェクト、およびオ
ブジェクトの値を使って、racadm config コマンドを入力します。telnet および シリアル /telnet コンソールの使用可能なコマンドについては、「DRAC/MC CLI コマンドの使い方」のリストを参照してくださ
い。
RACADM CLI コマンドを入力するには、シリアルまたは telnet セッションでコマンドプロンプトからコマンドを入力します。
racadm config -g <グループ> -o <オブジェクト> <値>
設定の表示
特定のグループの現在の設定を表示するには、DRAC/MC でコマンドプロンプトから次のコマンドを入力します。
racadm getconfig -g <グループ>
たとえば、cfgSerial グループのすべての設定を表示するには、次のコマンドを入力します。
racadm getconfig -g cfgSerial
ローカルシリアルポートまたは Telnet 管理ステーション(クライアントシステム)を使った DRAC/MC への接
続
DRAC/MC は、DRAC/MC とシステムのシリアルポート間のアクセスを提供しているので、DRAC/MC を起動、シャットダウン、リセットしたり、ログやセンサーにアクセスしたりできます。
シリアルコンソールには DRAC/MC シリアルコネクタを介してアクセスできます。 接続できるのは、一度に 1 つのシリアルクライアントだけです。
telnet コンソールは DRAC/MC の NIC を使って DRAC/MC で使用できます。 DRAC/MC バージョン 1.0 で接続できるは、一度に 1 つの telnet クライアントだけです。
DRAC/MC でシリアルまたは telnet コンソールにシリアル /telnet 接続するには、Management Station のターミナルエミュレーションソフトウェアが必要です(詳細については、「Management Station
のターミナルエミュレーションソフトウェアの設定」を参照してください)。
以下の項では、DRAC/MC の外部シリアルポートからターミナルソフトウェアとヌルモデムケーブルを使うか、DRAC/MC NIC からターミナルソフトウェアを使って、telnet で管理ステーションを
DRAC/MC に接続する方法を説明します。
DB-9 ケーブルの接続
シリアルテキストコンソールを使って DRAC/MC にアクセスするには、シャーシで使用している COM ポートに DB-9 ヌルモデムケーブルを接続します。DB-9 ケーブルのすべてがこの接続に必要なピ
ン配置 / 信号を用意しているわけではありません。この接続に使用する DB-9 ケーブルは、表4-1 の仕様に従っている必要があります。
表 4-1. DB-9 ヌルモデムケーブルに必要なピン配置
管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアの設定
DRAC/MC は、次のいずれかのターミナルエミュレーションソフトウェアを実行している管理ステーションから、シリアルまたは telnet のテキストコンソールをサポートしています。
l Xterm での Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server Minicom
メモ:RACADM CLI およびシリアル /telnet コマンドの使い方の詳細は、「DRAC/MC CLI コマンドの使い方」を参照してください。
メモ:すべてのグループを表示するには、racadm getconfig -h と入力します。
信号名
DB-9 ピン
DB-9 ピン
信号名
FG(Frame Ground)
–
–
FG(Frame Ground)
TD(Transmit Data)
3
2
RD(Receive Data)
RD(Receive Data)
2
3
TD(Transmit Data)
RTS(Request To Send)
7
8
CTS(Clear To Send)
CTS(Clear To Send)
8
7
RTS(Request To Send)
SG(Signal Ground)
5
5
SG(Signal Ground)
DSR(Data Set Ready)
6
4
DTR(Data Terminal Ready)
DCD (Data Carrier Detect)
1
4
DTR
DTR(Data Terminal Ready)
4
6
DSR(Data Set Ready)
DTR
4
1
DCD (Data Carrier Detect)